エクスプローラー
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エクスプローラー/Explorerは、かつて存在した公式フォーマットの1つ。Magic: The Gathering Arena上でのフォーマット。
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[編集] 解説
2022年4月28日にニューカペナの街角のカード追加と同日に実装されたMTGアリーナ上での公式フォーマット。ローテーションは存在しない。
パイオニアで使用可能なカードのうち、すでにMTGアリーナで実装されたカードのみが使用可能。アリーナのスタンダードで活躍したカードに限らずヒストリック・アンソロジーやJumpstart経由で実装されたカードの一部もカードプールに含まれる。
将来的なパイオニア実装への準備として作られたフォーマット。ランク戦もスタンダードやヒストリックと同様に対応する。テーブルトップに近いフォーマットにするため再調整は行われない。
トーナメントシーンにおける使用カードが本来のパイオニアとほぼ同一になったことを受け、2025年5月10日(日本時間11日)、フォーマット名をパイオニアに変更される形で事実上の廃止を迎えた。
- Explorerは「探検家」という意味。パイオニア(開拓者)に近い意味の言葉を選んだのだろう。
[編集] 使用可能カードセット
イクサラン以降にMTGアリーナで発売された本流のセット(基本セットおよびエキスパンション)に含まれているカードと、エクスプローラー・アンソロジーやパイオニアマスターズに収録されたカードが原則として使用可能である。また、本流のセット外でもパイオニアリーガルなカードが再録されることで、エクスプローラーのカードプールが広がることがあった。
一覧はパイオニア#MTGアリーナにおける実装済みカードを参照。
[編集] 禁止カード
カードプールの違いがあるため、すべてのカードが実装されるまではリストはパイオニアと独立して更新されると告知されていた。ただし、パイオニアで禁止あるいは禁止解除されたカードは原則こちらでも同じ措置が取られる。実際には、2024年5月12日に禁止されたティボルトの計略/Tibalt's Trickeryを除き、エクスプローラー独自の禁止は発行されなかった。
以下、フォーマット名変更の直前時点における禁止カード。
- アマリア・べナヴィデス・アギーレ/Amalia Benavides Aguirre
- 欄干のスパイ/Balustrade Spy
- 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
- 表現の反復/Expressive Iteration
- 守護フェリダー/Felidar Guardian
- 死者の原野/Field of the Dead
- 溢れかえる岸辺/Flooded Strand
- 地質鑑定士/Geological Appraiser
- 真実を覆すもの/Inverter of Truth
- 湧き出る源、ジェガンサ/Jegantha, the Wellspring
- 大いなる創造者、カーン/Karn, the Great Creator
- 隠された手、ケシス/Kethis, the Hidden Hand
- 豊穣の力線/Leyline of Abundance
- 夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Den
- 運命のきずな/Nexus of Fate
- 王冠泥棒、オーコ/Oko, Thief of Crowns
- むかしむかし/Once Upon a Time
- 汚染された三角州/Polluted Delta
- 傲慢な血王、ソリン/Sorin, Imperious Bloodlord
- 時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
- ティボルトの計略/Tibalt's Trickery
- 地底街の密告人/Undercity Informer
- 死の国からの脱出/Underworld Breach
- 自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath
- 夏の帳/Veil of Summer
- 歩行バリスタ/Walking Ballista
- 荒野の再生/Wilderness Reclamation
- 吹きさらしの荒野/Windswept Heath
- 軍団のまとめ役、ウィノータ/Winota, Joiner of Forces
- 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
また、ゼンディカー版フェッチランドも禁止扱いになっているが、本来パイオニアに含まれないカードのため影響はない。