炎のアリア/Aria of Flame

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Aria of Flame / 炎のアリア (2)(赤)
エンチャント

炎のアリアが戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれ10点のライフを得る。
あなたがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、プレイヤー1人かプレインズウォーカー1体を対象とする。炎のアリアの上に詩句(verse)カウンターを1個置く。その後、これはそれに、これの上にある詩句カウンターの数に等しい点数のダメージを与える。


スフィンクスの骨の杖/Sphinx-Bone Wandクリーチャー対象に取れなくなった代わりに、なんと3マナになったエンチャント

バーン性能に特化してしまっているが、4マナも軽くなった事で、先に置いておいてからインスタントソーサリーを唱えるたびに詩句カウンター数分のダメージがついてくるダメージ成長速度が破格に。1~2マナ程度の軽いインスタントやソーサリーを連打するゼロックスストームのようなデッキでは追加のフィニッシャーとして採用可能。

しかし、戦場に出ると同時に対戦相手が10点ものライフを得てしまうのが非常に厄介。誘発型能力の対象を全て対戦相手にしても4枚目のインスタントやソーサリーまではダメージが相殺されてしまうし、役に立たないうちに除去されれば対戦のライフを回復させるだけに終わってしまうこともある。もちろん、硫黄の渦/Sulfuric Vortexなどで対戦相手がライフを得られないようにする、もみ消し/Stifleで回復部分を打ち消す増殖などで詩句カウンターの数を増やす等、デメリットを回避・軽減する方法はあるが、専用の構築が必要になってしまう。ただ、誘発型能力の対象を全て対戦相手にすれば詩句カウンターが7~8個溜まるころには相手のライフを十分に削り切れる。そのため、デメリットは気にし過ぎずに割り切って10点程度一気に帳消せるぐらい呪文を連打できる構成にする方が容易。

モダンでは青赤ストームが追加の攻撃手段として採用していることがある。またイゼット・フェニックスにおいても採用されることがある。通常とは違う角度で攻めることができ、同じ理由で採用されていた紅蓮術士の昇天/Pyromancer Ascensionと違い墓地対策に引っかからない上に、同名カードを4枚採用しなくてはならない紅蓮術士の昇天と違いデッキ構築を縛られることがない点が長所。

参考

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