群れに餌/Feed the Pack

提供:MTG Wiki

2025年3月13日 (木) 05:27時点における36.13.1.242 (トーク) - whois による版
(差分) ←前の版 | 最新版 (差分) | 次の版→ (差分)
移動: 案内, 検索

Feed the Pack / 群れに餌 (5)(緑)
エンチャント

あなたの終了ステップの開始時に、あなたはトークンでないクリーチャーを1体生け贄に捧げてもよい。そうした場合、緑の2/2の狼(Wolf)クリーチャー・トークンをX体生成する。Xは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスである。


ターンクリーチャー食べさせることでトークンを生産するエンチャント

この手のカードに多い「アップキープの開始時」ではなく「終了ステップの開始時」に誘発するため、置いたターンにブロッカー展開できる。攻撃後のタップ状態のクリーチャーを生け贄に捧げることで疑似警戒のような効果も得られる。1体のクリーチャーをそのタフネスの数の2/2トークンに変換するので、概ね戦力としては2倍前後になる。生成されたトークンを次の生け贄にする事は出来ないので倍々にしていく事はできないが、別途適当な餌を確保し続ければ十分物量差で押し切れる威力がある。

できればタフネス偏重のクリーチャーや、同じエキスパンション不死クリーチャーと組み合わせて使いたい。当時歴代一のタフネス偏重クリーチャーであった解放の樹/Tree of Redemptionを組み合わせると、忌むべき者の軍団/Army of the Damned並に展開できる。ただしタフネスをライフ交換していた場合は、トークンの数もその値になる(十分なライフがあれば、14体以上展開する事も可能)。やや手間だが、荒れ野の本質/Essence of the Wildとの相性もよい。これで出てくるトークンも荒れ野の本質のコピーになる。ただしトークンを生け贄に捧げることはできないので、次々に生け贄に捧げて戦力を増強するという使い道はできない。

構築では6マナ重い割に他のクリーチャー・カード依存であるのが気になるところ。一応を並べて序盤を凌ぎ、最終的にこのカードをフィニッシャーとするようなデッキは考えられるが、その場合、確実に群れに餌を引いて張れるようにドローカウンターでの補助が必須になる。そうすると今度は餌のクリーチャーが減ってしまい…と、バランスが難しい。補助できる能力を持つクリーチャーがいれば願ったり叶ったりであり、スタンダードではオーラ術師/Auramancerあたりが候補になる。

リミテッドでは単純な戦力増強や、タイプ的シナジーに加えて、閉所恐怖症/Claustrophobia罪の重責/Burden of Guiltなどといった擬似除去オーラへのアンチカードとしても有用。

[編集] 参考

MOBILE