副陽の影/Shadow of the Second Sun

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副陽のスフィンクス/Sphinx of the Second Sunのエンチャント版。2マナ軽くなったら6/6飛行が付かなくなった……と書くと著しく割高なように錯覚するが、エンチャントは一般的にクリーチャーよりも除去されにくいため格段に場持ちが良くなっている。クリーチャーでないためリアニメイトはしにくくなったが、このようにじわじわとアドバンテージを稼ぐタイプのカードはリアニメイト向きではないのでほとんど問題にならない。

無事に戦闘後メイン・フェイズを迎えられればドローできるため、実質的にキャントリップのようなもの。土地もアンタップされるのでパーミッションのようなデッキで使っても意外に隙が少なく、相手のターンには打ち消しを構えられる。もっとも、あくまで「無事に戦闘後メイン・フェイズを迎えられれば」の話なので、相手の打ち消しやエンチャント破壊には要注意。

リミテッドでも充分にプレイアブル。リミテッドではエンチャント破壊があまり重要視されず、1枚も入っていないデッキも珍しくないため構築よりも安定して機能する。

• 風見の本殿/Honden of Seeing Windsなどの前例をかんがみると、張っておくだけで追加のドローを得られるエンチャントは5マナくらいが相場。それに+1マナでアンタップとアップキープが付きドローも早まったと考えるとなかなかのコストパフォーマンスといえる。
• 詳しいルールなどは副陽のスフィンクス/Sphinx of the Second Sunの項目を参照のこと。
• ブルームバロウ発売後のオラクル更新により、一時期「第２メイン・フェイズ」での誘発に変わっていたが、ダスクモーン：戦慄の館発売後のオラクル更新で元に戻された。

[編集] 参考

• ターン・フェイズ・ステップを追加するカード
• 副陽/The Second Sun（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：モダンホライゾン3 - 神話レア