-1/-1カウンター
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-1/-1カウンター/-1/-1 Counterは+X/+Yカウンターの一つ。
クリーチャー — エレメンタル(Elemental) 戦士(Warrior)
萎縮(これはクリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与える。)
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[編集] 解説
初登場はアラビアンナイトと非常に古いが、その後複数の種類の+X/+Yカウンターがあると紛らわしいということで+1/+1カウンター以外の+X/+Yカウンターは基本的に使われないことになり、-1/-1カウンターもトーメントでよろめく大群/Shambling Swarmが用いたのを最後に長い間使われなかった。しかも、よろめく大群の-1/-1カウンターは「ターン終了時に取り除かれるから」ということで例外的に使用が認められたものであり、それを除くとメルカディアン・マスクスの泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lampreyで用いられたのが最後になる。
だが、時のらせん発売に際して行われた総合ルール変更で、+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを相殺するルール(詳しくは下記参照)が追加され紛らわしさが解消し、時のらせんのタイムシフトで巨大カキ/Giant Oyster、不安定性突然変異/Unstable Mutation、鋸刃の矢/Serrated Arrowsの3枚が再録されたことにより再登場を果たした。
さらに後のシャドウムーア・ブロック、ミラディンの傷跡ブロック、アモンケット・ブロックではテーマの一つにもなっている。同じブロック内で+1/+1カウンターと-1/-1カウンターを扱うカードを混在させないという方針により、これらのブロックは+1/+1カウンターを扱うカードは存在しない。
その後、カルロフ邸殺人事件では名うての殺人鬼、虐殺少女/Massacre Girl, Known Killerが、ダスクモーン:戦慄の館では継ぎ当てたおもちゃ/Patched Playthingが、それぞれセット内で1枚のみの登場を果たす。本流のセットでは7年ぶりの再登場。セット内で+1/+1カウンターと同居しているが、Mark Rosewaterによるとこれは方針の変更ではなくカメオ出演としての例外と述べている[1]。
- +1/+1カウンターと-1/-1カウンターが同じパーマネントの上に乗ると、それらのうち少ない方と同じ個数だけ双方が取り除かれる(CR:704.5q)。これは状況起因処理である。
- 例えば、+1/+1カウンターが2個、-1/-1カウンターが3個乗ると、両方が2個ずつ取り除かれて-1/-1カウンター1個だけが残る。
- このルールはこれら以外の+X/+Yカウンター(+1/+0カウンターと-1/-0カウンターなど)には適用されない。
[編集] シャドウムーア・ブロック以前で-1/-1カウンターを利用するカード
- 不安定性突然変異/Unstable Mutation
- Thelon's Chant
- Tourach's Chant
- Skeleton Ship
- 巨大カキ/Giant Oyster
- Retribution
- 鋸刃の矢/Serrated Arrows
- 拷問/Torture(シャドウムーアにも再録されている)
- Misfortune
- Wandering Mage
- 夜の先駆け/Harbinger of Night
- 苔男/Lichenthrope
- マトピー・ゴーレム/Matopi Golem
- アボロス/Aboroth
- ギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion
- 熱病のけいれん/Fevered Convulsions
- 分節ワーム/Segmented Wurm
- 泥沼のヤツメウナギ/Quagmire Lamprey
- よろめく大群/Shambling Swarm