苔犬/Mossdog
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WHISPERのテキストには誤りがあります。「苔犬の上に+1/+1カウンター1個置く。」は「苔犬の上に+1/+1カウンターを1個置く。」と読み替えてください。
一応相手にしてみれば対象にしづらいクリーチャーということになるが、実際はほぼ何でもない能力である。まずこれ自身が1/1であるため、対処しなくてもあまり困らない。また、強化されても1回ならまだ2/2なので、2/2クリーチャーを除去する感覚で行けばやはり問題無い。バウンスや闇への追放/Dark Banishingなどタフネスに無関係な除去なら影響は無いし、火力の場合も炎の印章/Seal of Fireなど2点以上のものを使えばよい。マスティコア/Masticoreの射撃能力のような1点ずつのダメージでは除去できないが、それで困ることは稀だろう。
火力をカウンターや巨大化/Giant Growthなどで数回凌げば赤にとっては厄介かもしれないが、つまりそれだけの補助が無いと厳しいということである。
- Ben Bleiweissが2004年に発表したワーストカードランキングでは59位。他にランクインしているクリーチャーと言えば、マナ・コストが重すぎであったり、デメリットがきつすぎるのばっかりだが、これは(ほぼ無意味とは言え)メリット能力には違いないし、所詮は1コストだし、とりあえて居て邪魔な存在ではないのにも関わらず、柳のエルフ/Willow Elfあたりのバニラな1マナ1/1クリーチャーを差し置いてランクインしてしまっている。
- 2022年のランキングでは無事(?)ランクインを免れた。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猟犬のみだったが、2007年9月サブタイプ変更でファンガスが追加された。その後、2008年1月18日のオラクル更新でファンガスは植物に変更された。さらに、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により猟犬は犬に変更され、植物・犬になった(猟犬は廃止)。
- ラヴニカ:ギルドの都にこのカードの名前を冠する大いなる苔犬/Greater Mossdogが登場した。しかし、能力にはあまり関係が見られないようだ。
- さらに後年のドラゴンの迷路では新たにのたうつ苔犬/Thrashing Mossdogが登場。こちらは大いなる苔犬とマナ・コストやサイズが似通っている。