玉虫色の蔦打ち/Iridescent Vinelasher
提供:MTG Wiki
2024年8月10日 (土) 21:41時点におけるAerugo aeruginosa (トーク | 投稿記録)による版
Iridescent Vinelasher / 玉虫色の蔦打ち (黒)
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 暗殺者(Assassin)
クリーチャー — トカゲ(Lizard) 暗殺者(Assassin)
新生(2)(この呪文を唱えるに際し、追加で(2)を支払ってもよい。そうしたなら、このクリーチャーが戦場に出たとき、1/1でこれのコピーであるトークン1体を生成する。)
上陸 ― あなたがコントロールしている土地1つが戦場に出るたび、対戦相手1人を対象とする。このクリーチャーはそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
上陸で本体火力を飛ばすクリーチャーとしては過去にも穴掘り土百足/Tunneling Geopedeなどがいたが、このカードは1マナと格段に軽く手札の土地を無駄なく本体火力に変換できるようになっている点が優秀。伸ばしたマナを新生につぎ込める点も噛み合っており、土地がある程度並んだ中盤以降に引いても腐るどころか火力効率の倍増すら期待できる。手札の尽きた終盤に引くとやや厳しいが、1枚から2体のクリーチャーが出るので生け贄やチャンプブロック要員として役立ち、残り数点を削るだけの状況では腐りがちな土地が有効牌になる点が嬉しい。1/2というサイズもアグロなデッキ相手のブロッカーとして十分な水準であり痒い所に手が届く性能といえる。
ブルームバロウのトカゲは黒赤に割り当てられているが、緑が得意とする土地を増やす形のマナ加速とも相性が良好。悪事を継続的に働くカードとしても優秀かつ最軽量であるためスタンダードで同居する他セットのカードとも広くシナジーを有する。
- 上陸で直接勝利条件の達成に近づく強力な1マナクリーチャーとしては、ライブラリー破壊デッキで採用される面晶体のカニ/Hedron Crab(および遺跡ガニ/Ruin Crab)が名高い。素朴に比較するのもやや乱暴ではあるが、対戦相手を直接狙うライブラリー破壊戦略がしばしばバーンになぞらえられること・面晶体のカニがデッキ最小枚数の1/20を切削することを踏まえると、このカードは面晶体のカニの系譜に属するともとらえられる。
- パーマネントが戦場に出るたび火力を飛ばすカード一般については猛然たる突撃/Furious Assaultの項を参照。
[編集] 参考
- トークン・カード(マジック米国公式サイトカードイメージギャラリー)
- カード個別評価:ブルームバロウ - レア