火の怒りのタイタン、フレージ/Phlage, Titan of Fire's Fury

提供:MTG Wiki

2024年6月28日 (金) 23:25時点におけるRen (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Phlage, Titan of Fire's Fury / 火の怒りのタイタン、フレージ (1)(赤)(白)
伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 巨人(Giant)

これが戦場に出たとき、これが脱出していないなら、これを生け贄に捧げる。
これが戦場に出るか攻撃するたび、1つを対象とする。これはそれに3点のダメージを与え、あなたは3点のライフを得る。
脱出 ― (赤)(赤)(白)(白),あなたの墓地にありこれでないカード5枚を追放する。(あなたの墓地にあるこのカードを脱出コストで唱えてもよい。)

6/6

死の国/The Underworldに封じられていた伝説のエルダー巨人の1体。脱出でなければ戦場に残れないが、戦場に出る攻撃するたび稲妻のらせん/Lightning Helix誘発する。

3マナのソーサリーになった稲妻のらせんと見れば取り回しが悪くも思えるが、タフネス3以下のクリーチャーを利用するデッキが相手なら1対1交換&3点ゲインということで自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath相当の性能を発揮する。ダウスィーの虚空歩き/Dauthi Voidwalkerのように脱出を阻害するクリーチャーを自力で除去できるのも嬉しく、いったん戦場に定着すれば小粒クリーチャーを軒並み睨めるプレッシャーの強さはウーロ以上ともとれる。攻撃のたびに最大12点のライフ差が発生するというクロック性能の高さも嬉しい。

短所としては、他のタイタンのように直接ハンド・アドバンテージにつながる効果を持っておらず、相手のデッキによっては血管の施し/Alms of the Vein相当の働きしかしない場面も予想できる。

モダンでは発売当初はメタゲーム上に赤白のデッキが少なかったため「強いが環境に恵まれないカード」と見られていたが、モダンホライゾン3リリース直後からエネルギーストームトリコロールなどの赤白系デッキが流行し、それらのデッキの多くで採用されるようになる。リリース後2週間時点ではモダンホライゾン3のトップレアにまで出世した。
特に同時に収録された栄光の闘技場/Arena of Gloryは非常に相性がよく、奇襲的に12点のダメージをばら撒きながら6点のライフを回復できるため決まればゲームの流れを大きく傾けることができる。

ルール

基本的なルールについては死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger#生け贄に捧げる能力を参照。

関連カード

サイクル

テーロス/Theros死の国/The Underworldタイタン/Titanメガサイクル。いずれも2色の伝説のエルダー巨人で、ETBおよび攻撃時の誘発型能力を持ち、脱出でなければ戦場に残れない。稀少度神話レア

ストーリー

フレージ/Phlageは、遥か昔にテーロス/Therosを支配していたタイタン/Titanの一体(イラスト1イラスト2)。

初出はダンジョンズ&ドラゴンズのテーロスの世界観でキャンペーンを行うためのデータブックである「Mythic Odysseys of Theros」。原初のニクス/Nyxから誕生し、神々/Godsによって死の国/The Underworldに封じられた巨人の1体として、死の飢えのタイタン、クロクサ/Kroxa, Titan of Death's Hunger自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's WrathPhlage, Titan of Burning Wind、Skotha, Titan of Eternal Darkの4体が紹介されていた。

参考

MOBILE