最期の一幕/Final Act

提供：MTG Wiki

5種類のモードから自由に選べるソーサリー。モードはクリーチャー・プレインズウォーカー・バトルそれぞれの全体除去、墓地の追放、対戦相手のカウンターの排除。

イメージとしては黒くなった告別/Farewell。置物の除去が苦手な色ということでアーティファクトやエンチャントには対処出来なくなり、除去も墓地以外は追放ではなく死亡になっているが、得意とするプレインズウォーカーの除去も可能とした形。墓地対策およびカウンターの排除についても刺さる相手は選ぶが、メタとして欲しい状況は発生しがちなのでメインデッキから投入しやすいのは嬉しい限り。なお、選ばれたモードは上から順に処理されるため、除去されたパーマネントは墓地対策のモードで追放できる。死亡誘発を防ぐことは不可能だが、モードを解決する間にアクションを行うこともできないのでインスタント・タイミングだろうがなんだろうがリアニメイトや回収も許さない。破壊さえ出来るならば、除去としての信頼性は相応に高いと言える。

追放から破壊になったことで破壊不能に弱くなったのは短所でもあるが、自身も破壊不能や再生により盤面を維持しやすくなった長所でもある。特に後者は最近の本流のセットからは失われたとはいえ、過去のカードでは黒が得意としていたものなので組み合わせるのも苦にならない。もちろん追放のモードを選ばない場合はリアニメイトや回収でもOK。どちらもやはり黒が得意とするアクションであり、併用も容易。

• 機械兵団の進軍以来、バトルに言及する初のカード。

参考

• カード個別評価：モダンホライゾン3統率者デッキ - レア