Chaos Orb
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マジックを別のゲームへと変える、パーマネント破壊カード。何故、マジックのゲームでカードの物理的な位置が問題になったり手先の器用さが求められたりするのだろうか。今となっては信じられない効果である。
あまりにもおかしなカードであったため、それにふさわしい変な噂話ばかりつきまとうカード。詳しくは下記#都市伝説を参照。
- 印刷時のルール文章では、破壊するのは「パーマネント」ではなく「カード」と書かれていた。印刷時の表現を可能な限り再現するため、2013年7月13日のオラクル変更により、「トークンでないパーマネント」のみを破壊するようになった。
- Whisperでは「水平に1回転以上」と訳されているが、これは正しくない。「turn over」とは「ひっくり返る(裏表が入れ替わる)」という意味でなので、「turns over completely at least once」はカードが裏表方向に1回転以上することを指している。
- 1フィートは30.48センチメートル。
- InQuestのジョークカード「Altered States」でOrder Orbなるものが存在する。
- 能力の起動後、Chaos Orbは生け贄に捧げられるのではなく単に破壊される。Guardian Beastの破壊不能などによって使いまわすことができる。
- しかし後述のように物理的に「破壊」してしまった場合はどうやって使いまわせばよいのだろうか。
- 1994年8月1日、タイプ1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。その後1995年11月1日に禁止カードに指定される。これをトーナメントのデッキに入れることができた時代は確かにあったのである。策略カードの登場まで、アンティ関係でないカードのうちヴィンテージで禁止されているのはこれとFalling StarとShahrazadだけであった(その後、2020年5月18日に特例措置として夢の巣のルールス/Lurrus of the Dream-Denが禁止になった)。
- 当然ながらタイプ1.5および、2004年9月20日に移行したレガシーにおいてもフォーマット設立当初から禁止である。
- Old School Magicにおいては、特別なエラッタとともに、制限カードに指定されている。合計3マナで好きなパーマネントを1つ破壊できるので、名誉回復/Vindicateのように使用できる。トークンを破壊することはできないが、そもそもトークンがほとんど使用されないフォーマットであるため、気にすることはない。
[編集] 都市伝説
- この効果を最大限に活かすために、カードをびりびりに破ってばら撒いた人がいた。ちなみにこの時の論理は「カードを破ってはならない」とは書いていないから破ってもいいだろう、と言うものだったらしい。この話を元にしてアングルードのChaos Confettiが作られた。
- この手法を利用して、ネビニラルの円盤/Nevinyrral's Disk的位置として採用したデッキが存在したとのこと。ただし1ゲームごとに補充する必要があるために、大量の同カードを持参した状態で大会に臨んだという。
- ばら撒きははじいていないからダメなのではないかとか、ばらばらの断片はそれぞれが1回転以上したことが確認されなければ無効なのではないかとか、当然ながら疑問の余地はある。
- ブーメランの如くカードを弾いて対戦相手のパーマネントを根こそぎ破壊したという伝説もある。
- 逆に破壊されないようにパーマネントを壁に貼り付けたという話もある。それによってできたピン穴があるブラック・ロータス/Black Lotusがあるとか。
- ちなみにこちらも「カードを貼り付けてはならない」とは書いていないから、という論理で壁に貼ったらしい。