金粉の水蓮/Gilded Lotus
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スランの発電機/Thran Dynamoが1マナ重くなり、その分好きな色マナを出せるようになった。開発中の仮名「Endless Lotus」の名の通り、何回でも使えるブラック・ロータス/Black Lotusである。
デッキカラーを選ばず使える3マナ分ものマナ加速はやはり強烈。マナ・アーティファクトとしてはかなり重い部類だが、アンタップインなので差し引き2マナで出すことができ、すぐさま他のアクションに繋げたり、打ち消しや除去を構えることができるのも魅力。
ミラディン期の構築では、アーティファクトを利用する様々なデッキで用いられた。特にコンボパーツやギミック用のパーツとして用いられることが多く、ぐるぐるデザイア、親和ストーム、通電式カーンといったデッキではストーム稼ぎや大量マナ/無限マナ発生に貢献した。通常のパーミッションでも、これを出せればマナ・アドバンテージ面で相当に有利になるため、1枚~2枚使用するようなデッキも多かった。ある程度速いデッキでも使用される事があり、汎用性の高さを示している。
- その美しいイラストから人気の高いカード。
- From the Vault:Twentyに2004年を代表する1枚として収録され、新規イラストが与えられた。
- こちらのイラストはカード名通りに金粉をまとっている。アートディレクターのJeremy Jarvisはミラディン版のイラストがカード名と合致していないことをかねてより嘆いていたらしい[1]。
- ドミナリアに新規イラストと新規フレイバー・テキストで再録。ただ、テンプレートが統一されていないためか(睡蓮の花/Lotus Bloomを参照)フレイバー・テキスト内では睡蓮表記となっている。
「この完成された睡蓮を見ると思い出す。私がこの世界に望んだことを。……そして私の失敗を。その償いが済むまで、私に安息はない。」― カーン
参考
- ↑ From the Vault: Twenty/『From the Vault: Twenty』(Daily MTG 2013年8月6日 共にInternet Archive)