迷える探求者、梓/Azusa, Lost but Seeking
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Azusa, Lost but Seeking / 迷える探求者、梓 (2)(緑)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
伝説のクリーチャー — 人間(Human) モンク(Monk)
あなたの各ターンに、あなたは追加で土地を2つプレイしてもよい。
1/2踏査/Explorationと比べて効果は2倍になったが、マナ・コストは3倍。3ターン目に出して土地が複数出せるかは微妙なところ。しかもタフネス2は除去されやすすぎる。本家よりもコンボ向きのカードであろう。
神河ブロックに同時に登場した各種ムーンフォークとの相性がよい。また、ラヴニカ・ブロックのバウンスランドがあれば、それ1枚を複数回戦場に出すことができる。もちろん単体では意味を持たないが、殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzuの強化を加速するなどのギミックが考えられる。後のゼンディカー・ブロックの上陸とも相性がよい。
モダンでは、精力の護符/Amulet of Vigorとバウンスランドとのシナジーを利用したAmulet Comboに組み込まれている。テーロス還魂記で効果は半分だが伝説ではなく生存力が高いイリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Groveが登場した後は5枚目以降の採用となっている。
基本セット2021にて再録。スタンダード環境では前述のイリーシア木立のドライアドと競合する。
- ETBを持つ土地は、特に理由がない限り後回しにするのがコツである。例えば森/Forest→光輝の泉/Radiant Fountainとプレイすれば優先権が移動しないので割り込まれないが、順番を逆にすると光輝の泉による回復に対応して梓を除去され、森を出せなくなるかもしれない。
- この性質は踏査も変わらないが、追加の権利が多く、また除去に弱い梓では特に問題になりやすい。
- 基本セット2014において土地のプレイ回数のルールが変更される以前は、土地をプレイした後で梓を回収して再び戦場に出し直すことで、土地のプレイ回数を実質的に増やすことができた。現在は、現時点でプレイできる回数とそれまでに土地をプレイした回数を単純に比較するため、出し直しても意味がない。
- 以前のルールでは、雲石の工芸品/Cloudstone Curioとの無限コンボが有名だった。梓をコントロールしている状態で土地からマナを生み出した後、他の土地をプレイして使い終わった土地を回収、さらに他のクリーチャーを唱えることで梓を回収し、梓を出し直すと同時に他のクリーチャーを回収すれば、無限ループを作れた。春の鼓動/Heartbeat of Springやガイアの揺籃の地/Gaea's Cradleなどで無限マナ、その他ETB能力を利用した無限コンボなども可能であり、緑単色デッキでも実現可能であったことから統率者戦で重宝された。
- クウィリーオン・レインジャー/Quirion Rangerやスクリブのレインジャー/Scryb Rangerと組み合わせると土地が引けなくてもマナ加速になる。
- 世界のるつぼ/Crucible of Worldsによって、露天鉱床/Strip Mineなどの生け贄に捧げる能力を持つ土地を使いまわすのも強力。
- もと神主なのだが、衣服は古代中国風。
- 開発段階では、1ターンに望む枚数だけ土地をプレイできるようになっていたが、すぐに空民などとの組み合わせが強すぎることが分かり修正された。
ストーリー
ストーリーの詳細は梓/Azusaを参照。