エファラ/Ephara

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エファラ/Epharaテーロス・ブロック初出のキャラクター。カードとしては神々の軍勢都市国家の神、エファラ/Ephara, God of the Polisが初出。

目次

解説

テーロス/Therosの一柱で、マナに関連する小神。女性。ひび割れた肌、虹彩のない目など、石像のような容姿を持つ(イラスト)。

都市国家と建築の神。あらゆる人の組織的状態を象徴・統括しており、産業、文明的叡智、学問、宗教的彫刻、フリーズ、建築学、社会的発展、社会哲学の神でもある。彼女は定命の者も力を合わせれば驚くべきものを創造し得るのだということを知っている。彼女が抱える巨大な水瓶からは、啓蒙と繁栄が注がれている。

都市の防護と安定を司っており、彼女の存在が都市を野生の脅威から守っているのだと信じられている。石壁や大理石の建物を建造する際には、必ずと言っていいほど彼女の顔の肖像が彫り込まれる。

都市国家メレティス/Meletisの守護神であり、彼女の崇拝の中心はメレティスである。伝説によれば、今のメレティスに当たる地域が執政官アグノマコス/Agnomakhosに支配されていた時、エファラは人間/Humanに魔法を授け、アグノマコスを打ち破る手助けをしたという。

ストーリー上での描写

自己の本質/The Nature of Identity

哲人ペリソフィア/Perisophiaは夢でエファラ神の啓示を受けた。暴君が定命と神々の世界の境界を引き裂き、人々の心の中にある最悪の物を引き出そうとしていると。

都市の夢/Dreams of the City

アショク/Ashiokは都市に眠る人々の悪夢を元に、不協和音/Cacophonyなる新たな都市の神を創造しようとしていた。だがその企みはエファラによって阻止された。彼女が両手を伸ばすと、不協和音はその中に沈み込み、エファラの中へと吸収されてしまった。

フィナックス/Phenaxの加護で姿を隠していたアショクは、その光景を見て一つの結論にたどり着いた。ニクス/Nyxでは神の前身になりうるものが絶えず生まれているが、それは既存の大きな力を持つ神格に吸収され消えていくのだと。……そして、人々と神の繋がりが攻撃され造り直されたのならば、今度こそ新たな神が誕生しうると。

機械兵団の進軍

新ファイレクシア/New Phyrexiaによる多元宇宙/Multiverseへの侵略が始まると、テーロスもその矛先となった。かつてテーロスで過ごしていたアジャニ/Ajaniは神々の特性を熟知しており、信奉者を完成化させることにより神々をも完成化させていった。

数少ない生き残りの神であるエファラのもと、メレティスはファイレクシアの軍勢に対する最後の砦となった。その存在が不安定になりうる中、テーロスの守護者へと神の火の壺/Urn of Godfireを分け与え、自らも完成化したエレボス/Erebosへと立ち向かった(イラスト)。

登場

登場カード

カード名に登場

テーロス
エファラの管理人/Ephara's Warden
神々の軍勢
エファラの輝き/Ephara's Radianceエファラの啓蒙/Ephara's Enlightenment
機械兵団の進軍
エファラの分散/Ephara's Dispersal

フレイバー・テキストに登場

テーロス
エファラの管理人/Ephara's Warden
神々の軍勢
エファラの輝き/Ephara's Radiance
ニクスへの旅
石識の防衛者/Stonewise Fortifier
テーロス還魂記
厳格な放逐/Stern Dismissal
機械兵団の進軍
神の火の壺/Urn of Godfire

イラストに登場

神々の軍勢
エファラの輝き/Ephara's Radianceエファラの啓蒙/Ephara's Enlightenment
ニクスへの旅
活力の泉/Font of Vigor時の賢者/Sage of Hours(像)
神を討て
突発的な破壊/Impulsive Destruction(像)
テーロス還魂記
メレティス誕生/The Birth of Meletis厳格な放逐/Stern Dismissal
機械兵団の進軍
エファラの分散/Ephara's Dispersal

登場作品・登場記事

テーロス・ブロック

カルドハイム

機械兵団の進軍

その他

  • モチーフはギリシャ神話の知恵と工芸の女神、アテーナーだろう。都市の守護神であり、メレティスのモチーフと思われるアテナイの名の由来でもある。またひっくり返した水瓶を抱えた姿は、黄道十二星座の一つであるみずがめ座を彷彿とさせる。

参考

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