無謀なるエンバーの魔道士/Reckless Embermage
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Reckless Embermage / 無謀なるエンバーの魔道士 (3)(赤)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
クリーチャー — 人間(Human) ウィザード(Wizard)
(1)(赤):クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。無謀なるエンバーの魔道士はそれに1点のダメージを与え、無謀なるエンバーの魔道士に1点のダメージを与える。
2/2タップ不要で好きな対象にダメージを与えられるが、同時に自分自身にも自爆ダメージが入ってしまう。タフネスが2なので、生き残らせながら使おうとすると毎ターン1回しか使えない。攻撃しながら能力を使うことができるので、ターン終了前に打てれば儲け物と考えよう。
複数回使うなら、タフネスを上げたりプロテクション(赤)をつけるのが有効。鎖ナイフの障壁/Lashknife Barrierなどを使う手もある。いずれにせよ2/2なのであまり長くは生き残らない可能性が高いので、自滅覚悟で一気に使ってしまってもよいだろう。
- 超心霊体/Psionic Entityの色の役割の変更し、調整したものともいえる。
- 反動があるという点は火の兄弟/Brothers of Fireに近いが、反動がプレイヤーではなく本人に飛ぶので、使い捨て覚悟でない限り連発できない相違点がある。
- タフネスは2しかないが、別に「2発しか射撃できない」わけではない。「自爆」してよければマナの続く限り能力を起動してかまわない。自爆のダメージはあくまで効果の一部なので、解決前に何度も能力を起動・同一スタックに積み上げることが可能なため。このあたりは、後のゴブリンの大砲/Goblin Cannonなどと同じ理屈。
- カード名の「Embermage」の「ember」は「燃えさし、燃え残り、残り火、くすぶり」といった意味の言葉(「mage」は「魔道士」)。この言葉が初登場したミラージュでは、ジンやイフリートの属する魔道団エンバーワイルド/Emberwilde(同じくミラージュで初登場)との関連性や統一感を考慮したのか、「エンバー」と音写して「エンバーの魔道士」と翻訳。後のカードでは、「ember」の訳語には「燃えさし(くすぶり)」がテンプレート化し、「Embermage」は「燃えさし魔道士」と訳が改められた。