原初の征服者、エターリ/Etali, Primal Conqueror
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伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
トランプル
原初の征服者、エターリが戦場に出たとき、各プレイヤーはそれぞれ、土地でないカード1枚が追放されるまで自分のライブラリーの一番上から1枚ずつ追放していく。あなたはこれにより追放されて土地でないカードの中から望む数の呪文を、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
(9)(緑/Φ):原初の征服者、エターリを変身させる。起動はソーサリーとしてのみ行う。
Etali, Primal Sickness / 原初の病、エターリ
〔赤/緑〕 伝説のクリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルダー(Elder) 恐竜(Dinosaur)
トランプル、破壊不能
原初の病、エターリがプレイヤー1人に戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーはその点数に等しい個数の毒(poison)カウンターを得る。(毒カウンター10個以上を持っているプレイヤーは、このゲームに敗北する。)
十分なサイズとトランプルに加えて「戦場に出たときに複数の呪文をマナ・コストを支払うことなく使える可能性がある」第1面と、荒廃鋼の巨像/Blightsteel Colossusを彷彿させる性能の第2面を持つ変身クリーチャー。
変身前でも、7マナで7/7+トランプルと、フィニッシャーとしては十分な性能。マナ・コスト的には重めではあるが、その分プレイヤー人数と同数の無料呪文が付いてくる。挙動上、無料で唱えられる呪文は赤らしくランダムのようなものなので状況に合わず使えないケースもある。ライブラリー操作を併用するなどして、自分の分くらいは有効な呪文を唱えられるように調整したいところ。また、特に多人数戦では3枚以上が候補に挙がるので一つも使えないというリスクは小さいといえるだろう。
変身コストは非常に重いが、一度変身してしまえば排除が困難、かつブロックされなければ一撃で毒カウンターによる勝利をもぎ取れる強力な性能。さらに類似する性能の荒廃鋼の巨像と異なり戦闘ダメージと毒カウンターとの両方を与えることができるため、勝利手段としてダメージと毒との両天秤をかけられるのも優秀なところといえる。
第1面のままでも十分に強いため変身すること自体がオーバーキル気味だが、第1面には除去耐性がないのも事実なので変身する、という余地はあるか。ただし、変身能力はソーサリー・タイミングでしか使えないため、変身しようとしたところで除去呪文を撃ち込まれてしまうような恐れもある。
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