チャンドラの螺旋炎/Chandra's Pyrohelix
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2マナインスタントの割り振り火力の使いやすさは過去のカードのお墨付きであり、上手に使えばアドバンテージに貢献してくれる優良な呪文。基本的な性能に関しては双雷弾/Twin Boltの項を参照。
カラデシュ登場時のスタンダードで使われるウィニークリーチャーにはタフネスが2以上のものが多いためアドバンテージを稼ぎにくく、特に環境で暴れ回っている密輸人の回転翼機/Smuggler's Copterや高速警備車/Fleetwheel Cruiserを撃ち落とせないことが災いし、3点以上のダメージが与えられる蓄霊稲妻/Harnessed Lightningのほうが優先されがち。こちらはプレイヤーやプレインズウォーカーに撃てるため、最後のひと押しに使える点を評価して使い分けたいところ。
リミテッドでは使いやすい優良コモン除去。カラデシュ・ブロック環境では製造がよく使われるため、撃つ対象に困ることはないだろう。
- 英語名がチャンドラのフェニックス/Chandra's Phoenixと非常に似ており、名前だけ見て再録と勘違いされることもあった。こちらはpyro(火)とhelix(螺旋)を合わせた造語。
ストーリー
- カラデシュ
- カラデシュ/Kaladeshにて、(恐らくは領事府/The Consulate相手に)炎で戦うチャンドラ/Chandraが描かれている。2つの火炎を飛ばすチャンドラのイラストと、母と自身の2人分の怒りを込めたフレイバー・テキストが、カードの効果と合致している。
「これは母さんの分。こっちは私の分。」
- 灯争大戦
- ニコル・ボーラス/Nicol Bolas襲来時のラヴニカ/Ravnicaにて、ドビン・バーン/Dovin Baanの飛行機械を焼き払うチャンドラが描かれている(イラスト)。
「これであんたのおもちゃは片付いたわね。やっと本当の問題に取り組めるわ。つまり、あんたよ。」― チャンドラ・ナラーからドビン・バーンへ