合流点
提供:MTG Wiki
合流点(Confluence)とは、統率者2015で初登場した呪文のサイクル。3つのモードの中から3つを選ぶモード呪文であり、同じモードを2回以上選ぶことができる。
ソーサリー
以下から3つを選ぶ。同じモードを2回以上選んでもよい。
・警戒を持つ白の2/2の騎士(Knight)クリーチャー・トークンを1体生成する。
・エンチャント1つを対象とし、それを追放する。
・あなたは5点のライフを得る。
インスタント
以下から3つを選ぶ。同じモードを2回以上選んでもよい。
・増殖を行う。(望む数のパーマネントやプレイヤーを選び、その後すでにそこにあるカウンター1種類につき、そのカウンターをもう1個与える。)
・クリーチャー1体を対象とする。それはフェイズ・アウトする。(次のそれのコントローラーのターンまで、それとそれについているすべてのものは存在しないかのように扱う。)
・起動型や誘発型である能力1つを対象とする。それを打ち消す。
目次 |
解説
魔除けから発展した命令の、さらなる発展バリエーションと言えるモード呪文。各モードそれぞれの効果は小さいが、同じモードを複数回選ぶことで大きな効果にすることができ、別々の効果を選択しても呪文全体としては大きな効果となる。非常に高い汎用性を持つカード群である。
統率者2015の単色サイクルが初出。ニューカペナの街角統率者デッキでは弧3色のサイクルが追加された。
ルール
- モードの選択は、その呪文を唱える時に選ぶ。その他ルールに関する詳細はモードの項を参照。
- 対象を取るモードは、適正な対象を選択できる場合にのみ選ぶことができる。各対象は、同じモードを複数回選んだ場合でも同じ対象を指定することもできるし、それぞれ別の対象を指定することもできる。
- モードをどのように選択したにせよ、カードに書いてある順番通りに処理する。同一のモードを複数回選んだ場合には、それら同じモードを処理する順番を唱える際に選ぶ。
- 呪文の解決中に優先権は発生しないため、モードとモードの間にはどのプレイヤーも呪文を唱えたり能力を起動したりすることはできない。
開発秘話
当初はタルキール龍紀伝のデザイン時に作られ、その時点ではモードの数は3つではなく4つだった。この時点ではモード呪文のテキストは旧書式で、読みにくくプレイしづらいものだったこともあり命令サイクルに置き換えられた。
その後モード呪文の書式が箇条書きへと変更されたことで分かりやすくなったと判断され、統率者2015で使用されることとなった[1]。
その他
- 合流点の名は冠さないが、同様のモード選択方式を持つカードとして次元を挙げた祝賀/Planewide Celebrationと連合よ団結せよ/Unite the Coalitionが存在する。
- マナの合流点/Mana Confluenceは「合流点/Confluence」の名を冠するが、このサイクルとは関係ない。
該当カード
統率者2015
- 正義の合流点/Righteous Confluence
- 神秘の合流点/Mystic Confluence
- 不憫の合流点/Wretched Confluence
- 焦熱の合流点/Fiery Confluence
- 新緑の合流点/Verdant Confluence
ニューカペナの街角統率者デッキ
- 斡旋屋一家の合流点/Brokers Confluence(緑白青)
- 常夜会一家の合流点/Obscura Confluence(白青黒)
- 貴顕廊一家の合流点/Maestros Confluence(青黒赤)
- 土建組一家の合流点/Riveteers Confluence(黒赤緑)
- 舞台座一家の合流点/Cabaretti Confluence(赤緑白)
参考
- ↑ Developing Cards for Commander/統率者戦向けカードのデベロップ(Latest Developments 2015年11月6日 Sam Stoddard著)