焦熱の交渉人、ヤヤ/Jaya, Fiery Negotiator
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Jaya, Fiery Negotiator / 焦熱の交渉人、ヤヤ (2)(赤)(赤)
伝説のプレインズウォーカー — ヤヤ(Jaya)
伝説のプレインズウォーカー — ヤヤ(Jaya)
[+1]:果敢を持つ赤の1/1のモンク(Monk)・クリーチャー・トークン1体を生成する。
[-1]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード2枚を追放する。そのうち1枚を選ぶ。このターン、あなたはそのカードをプレイしてもよい。
[-2]:対戦相手がコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。このターンにあなたが攻撃するたび、焦熱の交渉人、ヤヤはそのクリーチャーに攻撃クリーチャーの数に等しい点数のダメージを与える。
[-8]:あなたは「あなたがインスタントやソーサリーである赤の呪文を唱えるたび、それを2回コピーする。あなたはそれらのコピーの新しい対象を選んでもよい。」を持つ紋章を得る。
団結のドミナリアで登場したヤヤ。忠誠度能力は果敢持ちトークンの生成、衝動的ドロー、攻撃クリーチャー数に依存した火力、コピーの紋章。
- +1能力
- 果敢を持つモンク・トークンの生成。
- 忠誠度を増加させながらブロッカーを用意できるためヤヤを長持ちさせやすくなる。
- トークンのサイズ自体は元手4マナと考えると貧弱ではあるが、非クリーチャー呪文を多く採用したデッキならば果敢により戦力とすることも可能。
- 毎ターン事実上ノーコストでクリーチャーを供給できるため、生け贄ギミックと組み合わせるのも有用である。
- -1能力
- マグマの媒介者/Magmatic Channelerのような、2択型の衝動的ドロー。
- 選択肢があるため衝動的ドロー特有の融通の利かなさが改善されている。
- 「唱えてもよい」でなく「プレイしてもよい」なので土地も利用可能であり、起動したが何もプレイできなかったという事態にはなりにくい。
- マイナス能力ではあるが忠誠度消費が少な目で連発しやすいのも評価点である。
- -2能力
- クリーチャー1体を対象にし、このターン攻撃した時に攻撃クリーチャーの数だけダメージを与える能力。
- 初期状態からでも2回まで使用できるため除去能力としては燃費が良い。また、+1能力で頭数を増やすことでダメージの底上げも可能であり自己完結している。
- ただし十分なダメージを与えるにはそれ相応の数のクリーチャーで攻撃しなければならないため、1体のクリーチャーを処理するためにチャンプアタックを迫られたり、そもそもクリーチャーがいなければ機能しないなどの弱点もある。
- -8能力
- 赤のインスタント・ソーサリーを二回コピーする紋章を得る。
- インスタント・ソーサリーの効果が3倍になるため、火力と組み合わせれば一気にゲームを決めることが可能。火力以外と組み合わせても大幅なアドバンテージを得ることができる。
- コピー可能な範囲が狭く、ある程度意識して対応カードを組み込まないと機能しない点には注意したい。とはいえ、奥義ゆえに使用できる機会もそこまで多いわけではないので割り切ってしまっても良いだろう。
+1能力から入ることでブロッカーを生成しつつ忠誠度5からスタートでき、最初から使用できるマイナス能力2つも忠誠度消費が少ないため場持ちに優れたプレインズウォーカーと言える。
- -2能力で与えるダメージは解決時の『攻撃クリーチャー』数を参照する。攻撃している状態で戦場に出たクリーチャーも攻撃クリーチャーとして扱われる(CR:508.4)。
- 団結のドミナリアで唯一の果敢を扱うカード。
- +1能力で生成するトークンにはケルド/Keld人の特徴が見られる[1]。
関連カード
- 特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage
- ヤヤ・バラード/Jaya Ballard
- 敬慕される炎魔道士、ヤヤ/Jaya, Venerated Firemage
- 焦熱の交渉人、ヤヤ/Jaya, Fiery Negotiator
ストーリー
ケルド/Keldとベナリア/Benaliaの和平会談に出席したヤヤ・バラード/Jaya Ballard。交渉の最中に潜伏工作員/Sleeper Agentが出現し、ジョダー/Jodahらと共に新ファイレクシア/New Phyrexiaとの闘いに身を投ずることとなる。
詳細はヤヤ・バラード/Jaya Ballard (ストーリー)を参照。
脚注
- ↑ The Tokens of Dominaria United/『団結のドミナリア』のトークン(Daily MTG 2022年8月31日)