天使/Angel

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2022年6月5日 (日) 01:14時点におけるYoidome (トーク | 投稿記録)による版
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天使/Angelは種族の一つ。様々な次元/Planeに棲息する。

目次

解説

人間/Humanに似た外見で、背中には羽毛に覆われた翼を持つ。そのほとんどが剣や鎧で武装した女性の姿(イラスト)だが、男性の天使も存在する。

基本的に純粋な白マナが人の形を取ったものであり、黒マナの体現であるデーモン/Demonとは対を成す。アクローマ/Akromaアヴァシン/Avacynのように、強大な力を持つ者によって人工的に作られた天使もいるが、この場合も白マナの供給源が必要とされる。

多くは善や正義を司る存在だが、中には闇に堕ちた者や狂気に陥った者もいる。

  • アブラハムの宗教(ユダヤ教・キリスト教・イスラム教)における「天使」とは神の使いであるが、マジックにおける天使にはそのような面はあまりなく、むしろ天使自体が神のような崇拝対象になっているケースもある。

ドミナリア

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セラの領土

セラの領土/Serra's Realmの天使は、プレインズウォーカー/Planeswalkerセラ/Serraが創造したものである。次元/Planeの崩壊に伴いドミナリア/Dominariaに移住した。

詳細はセラの天使/Serra Angel (ストーリー)を参照。

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ラヴニカ

ラヴニカ/Ravnicaの天使は、ボロス軍/Boros Legionイラスト)とオルゾフ組/The Orzhov Syndicateイラスト)でその姿が見られる。

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アラーラ

アラーラ/Alaraの天使は、バント/Bantイラスト)とエスパー/Esperイラスト)でその姿が見られる。特にバントでは主要種族の一つとなっている。

バントの天使は理想の体現者にして、人型種族(人間/Humanエイヴン/Avenロウクス/Rhox)の模範となる存在である。アスラ/Asuraアミーシャ/AmeshaMahraCelebrantの四階級から構成される。

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ゼンディカー

ゼンディカー/Zendikarの天使は白マナの生ける体現で、白マナが持つ道徳と秩序への傾向の具現だ。平和と調和が彼女たちの目標である。もっとも、彼女たちは卑しき定命の者たちの諍いに干渉することよりも、ゼンディカーの自然秩序を再確立することの方に関心がある。

天使は人間/Humanの女性に似た外見で、二枚か四枚か六枚の羽毛の翼を持つ。その両目は内なる光に輝いており、そして輝く黄金色の輪が頭を囲んでいる――通常は目を覆う位置にある(イラスト)。このThe Blinding Halo(目隠しの光輪)は、封印後の一度目のエルドラージ/Eldraziの解放を防げなかったことへの戒めとして、天使たちが自らに課したものである。

ゼンディカーの民は天使のことを、よそよそしいが慈悲深い者たちだと見なしている。古の時代におけるエルドラージの群れに対する天使の抵抗は、人間、コー/Korマーフォーク/Merfolkの神話にかすかに記憶されている。特に人間はそのような神話のために、天使を神聖なる守護者として崇めている。

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新ファイレクシア

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イニストラード

イニストラード/Innistradの天使は、この次元/Planeにおける数少ない善の勢力であり、様々な闇の怪物たちから人間/Humanを守護している。長きにわたり、それは大天使アヴァシン/Avacynと三つの部隊――ギセラ/Gisela率いる空翔ける黄金夜/The Flight of Goldnightブルーナ/Bruna率いる空翔ける雪花石/The Flight of Alabasterシガルダ/Sigarda率いる空翔ける白鷺/The Flight of Herons――から構成されていた。しかし大患期/The Travailsには、狂気に陥った天使たちが人間を狩るようになり、最終的にアヴァシン、ギセラ、ブルーナが命を落とした。

詳細はアヴァシン教会/The Church of Avacyn#天使を参照。

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カラデシュ

カラデシュ/Kaladeshの天使は神秘的で超然とした存在であり、定命の者たちの目に映ることは滅多にない。彼女たちは白マナの生ける化身であり、白マナが持つ秩序と調和への傾向の具現だ。霊気循環/The Aether Cycleの文脈で、天使のことをGreat Design(偉大なる設計)の表現であると見なす発明者もいる。神がかった発想と、革新の完璧な段階を踏まえると、天使とは構築された成果物――生ける発明なのだ。その完璧さゆえに、天使はその身に破壊をもたらすであろう、霊気循環の最終段階に抵抗力を持つと信じられている。

その仮面や頭飾りや鎧のために、天使はほとんど機械的な姿に見えるが、実際は鎧と装飾的なローブにほぼ完全に隠された明るい色の肌を持つ生命体である。四本の腕を持つ(イラスト)。

カラデシュの民は天使を崇拝することもなければ、定命の者の問題への介入を天使に嘆願することもない。どちらにせよ、そのような祈りが聞き届けられることはないだろう。孤独を好む天使たちが同族と関わるのは、意図が不明瞭な、形式的かつ微妙な儀式においてだけだ。しかし、天使が姿を見せることは吉兆であると考えられており、特に発明における成功の兆しであると信じられている。

アモンケット

アモンケット/Amonkhetの天使は、他の次元/Planeとは対照的に、男性の姿をしている。しかし元の姿がどうであれ、彼らはニコル・ボーラス/Nicol Bolasの歪んだ映し身へとねじれてしまった。その手足は細長く、脛と前腕は引き伸ばしたようだ。その巨大な翼は白と黒の羽毛で飾られている。関節や胸部は、まるで内なる炎があるかのように光を発し、両目は金色ないしオレンジ色の光に輝いている(イラスト)。

ボーラスの天使は、彼がアモンケットを不在にしている間の私的な代理人だ。天使たちが揺るぎない献身をもって追い求めるその使命は、都市ナクタムン/Naktamunから異議を唱える声を一掃することである。彼らは見張りとして都市の上に立ち、超自然的な感覚を広げて造反者/Dissenterの存在を探知する。彼らは長く鉤のついた杖を用いて、王神/The God-Pharaohの支配に疑問を呈する者を捕らえ、王神の法が求める罰を遂行する任務を負っている。造反者は石棺――The Tombs of Disgrace(不名誉の墓)――に閉じ込められ、The Display of Doubt(疑念の展示)として、仲間の市民の嘲笑に晒される。翌朝、天使たちは石棺を砂漠に運び、造反者を砂の恐怖へと――そして放浪の呪い/The Curse of Wanderingへと遺棄する。

ケイレム

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カルドハイム

カルドハイム/Kaldheimの天使は戦乙女(いくさおとめ)/ Valkyrieと呼ばれる。番人/Shepherd死神/Reaperが対になって定命の者への審判を行い、栄誉ある死を遂げた者は番人に導かれてシュタルンハイム/Starnheimの永遠の宴の席を与えられ、臆病者は死神に討たれてイストフェル/Istfellへと連れていかれる。

詳細は戦乙女/Valkyrieを参照。

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関連ページ

ゼンディカー
カラデシュ
アモンケット

参考

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