幻影の仔/Phantom Whelp
提供:MTG Wiki
Phantom Whelp / 幻影の仔 (1)(青)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion) 犬(Dog)
クリーチャー — イリュージョン(Illusion) 犬(Dog)
幻影の仔が攻撃かブロックしたとき、戦闘終了時に幻影の仔をオーナーの手札に戻す。(それが戦場にある場合にのみ戻す。)
2/2戦闘すると手札に戻る熊。基本セット2010以前のルール下でも、「当て逃げができる」という能力ではなく、デメリットとしての能力を持たされたクリーチャー。
いくらクリーチャーが弱い青でもさすがにこれは使えない。デメリットを逆手にとって手札に戻る能力を利用しようにも、ブロックされて戦闘ダメージで死んでは話にならないので、クリーチャーの出し入れを利用したシナジーにも使い辛い。同セットの文化交流/Cultural Exchangeで押し付けるくらいしか有効利用できない。
- 「このカードと島/Islandだけでデッキを組むとしたら、それぞれ何枚が適正か?」という出題があった(もちろん4枚制限ルールを無視する)。そのようなデッキ同士で対戦すれば当然こいつを多く出した方が勝つのだが、攻撃が通ってもいちいち手札に戻ってしまい、それを確実に戦場に出し続ける必要があるので、少なくとも4ターン目までは確実に土地を出せるようなバランスにしなければならないだろう。
- 初出時のクリーチャー・タイプは猟犬のみだったが、2007年9月サブタイプ変更でイリュージョンが追加された。その後、基本セット2021発売に伴う2020年6月のオラクル更新により猟犬が犬に変更され、イリュージョン・犬になった[1](猟犬は廃止)。
関連カード
サイクル
オデッセイの犬サイクル。各色の2マナ2/2(熊)クリーチャー。
- 巡視犬/Patrol Hound
- 幻影の仔/Phantom Whelp
- 汚い野犬/Filthy Cur
- 狂犬/Mad Dog
- 野生の雑種犬/Wild Mongrel
脚注
- ↑ Core Set 2021 Update Bulletin(News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)