審問官の隊長/Inquisitor Captain
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MTGアリーナ専用カード
Inquisitor Captain / 審問官の隊長 (3)(白)クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
警戒
審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたがこれを唱えていてかつあなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
アーティスト:Monztre
唱えられるとETBでライブラリーからマナ総量3以下のクリーチャーを抽出し、戦場に呼び出す人間・クレリック。ただしライブラリー・手札・墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上あるのが条件。
クリーチャーを一気に2枚展開できるため、素早くボード・アドバンテージを稼ぐことができる強力なカード。本人も3/3警戒と3マナ相当のスペックはあるので、仮に軽いカードしか抽出されなくても大きな損はしにくい。戦場に出すクリーチャーは2枚から選べるため、ある程度状況に応じた選択が可能なのも利点。
注意点は「ライブラリー・手札・墓地に3マナ以下のクリーチャーが20枚以上」という条件。戦場と追放領域は枚数カウントに含まれないため、仮に該当カードを20枚以上デッキに採用していても、戦場にクリーチャーが並んでいたり追放されていたりすると不発に終わってしまう可能性もある。条件を満たすためのカードは余裕を持って多めに採用しておきたい。サイドボーディングの際の枚数管理にも注意。
登場時のアルケミーでは主に白黒クレリックで採用されており、クリーチャー同士のシナジーで戦う同デッキをスタンダードに比べ大きく強化した立役者と言える。これ自身もクレリックであり部族シナジーを受けられる点も強み。
- これ自身を3マナ相当と考えると、「4マナで3マナ以下のクリーチャーを2体展開する」という効果は、色やカード・タイプこそ違うが集合した中隊/Collected Companyを彷彿とさせる。あちらも有効活用するためには土地でないカードの大部分をクリーチャーにする必要があった。
- あくまで条件はクリーチャー・カード枚数の絶対値であるため、デッキ枚数を多くすることでクリーチャー比率を減らしながら運用することも可能となる。ヒストリックなら空を放浪するもの、ヨーリオン/Yorion, Sky Nomadが存在するためデッキ枚数を増やすデメリットをカバーしやすいが、明滅してもこれの能力は再誘発しないことに注意。
- 一度抽出で手札に加えてから戦場に出すという挙動のため、風化したルーン石/Weathered Runestoneの影響を受けない。
再調整
実装時のテキストは以下の通り。
旧オラクル
Inquisitor Captain / 審問官の隊長 (3)(白)クリーチャー — 人間(Human)・クレリック(Cleric)
警戒
審問官の隊長が戦場に出たとき、あなたの墓地や手札やライブラリーにありマナ総量が3以下であるクリーチャー・カードの総数が20枚以上である場合、マナ総量が3以下であるクリーチャー・カード2枚を抽出する。そのうち1枚を戦場に出し、残りをあなたのライブラリーに加えて切り直す。
2022年1月27日の再調整で、誘発条件に「あなたがこれを唱えていた場合」が追加される下方修正を受けた[1]。
玻璃池のミミック/Glasspool Mimic(やヒストリックでの魂寄せ/Soulherder)が抽出されることで連続して効果が誘発するコンボが存在しており、地上を容易に制圧してしまえることが問題視されていたことによる変更である。