全ては塵/All Is Dust
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無色のエルドラージ呪文なのでウギンの目/Eye of Uginやエルドラージの寺院/Eldrazi Templeの恩恵を受けることができ、見た目よりもずっと軽く唱えることができる。
全体除去の方法として神の怒り/Wrath of Godに代表される「破壊する。それらは再生できない」ではなく「生け贄に捧げる」を採用しており、破壊不能を持つパーマネントも除去できるのが強み。反面、無色のパーマネントには手出しできず、破壊不能を持つパーマネントの代表例であるダークスティールの巨像/Darksteel Colossusを除去できない弱点もある。
弱点を逆手にとってエルドラージやアーティファクトなどの無色パーマネントを中心にデッキを組めば対戦相手のパーマネントだけを生け贄に捧げさせて一方的にアドバンテージを得ることもできるだろう。無色マナ中心ならコスト工面も難しくない。
次のミラディンの傷跡ブロックがアーティファクトを中心とするブロックであったため、その弱点を有効活用しやすくもなり、突かれやすくもなった。
- 色を持つパーマネントはすべて生け贄に捧げさせられる。マナはかかるが、黒や赤の単色デッキでエンチャントやプロテクションに対処するひとつの方法となる。
- 土地は通常は無色であるため、これによっては生け贄に捧げられない。
- 全てのパーマネントに色を与える絵描きの召使い/Painter's Servantがあれば全てのパーマネントを一掃できる。逆に全てを無色にするスランのレンズ/Thran Lensは天敵。
- 2013年後半のグランプリ参加者に新規イラスト版のプロモーション・カードが配布された[1]。
- エルドラージ覚醒初出時は神話レアだったが、モダンマスターズ2015再録時にレアに変更された。
参考
- ↑ FNM + GP Promos(Daily MTG 2013年4月25日)