Lord of Tresserhorn
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アライアンスで最大級のクリーチャーの1つ。それなりの除去耐性と2ターンでゲームが終わるパワーは脅威。
4マナで10/4という極端なマナレシオだが、ETB能力での追加の反動が非常に大きいため、実際にはそれほど安価ではない。特に複数のクリーチャーを別に用意しておかないと、これ自身を生け贄に捧げるはめになる。
最も簡単な「準備」はもみ消し/Stifleだが、それならファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnoughtの方が遥かに軽いため、トーナメントレベルのギミックとはいえないだろう。
- すべての対戦相手が象牙の仮面/Ivory Maskなどで対象にできないなら、ETB能力のペナルティを回避できる。
- Masters Edition再録に伴う2007年9月7日のオラクル更新でゾンビのクリーチャー・タイプを獲得した。
- イラストやストーリー(後述)からすると、設定上、人型且つ人間とそう変わらない体格であるようだが、それでここまでパワーの高いものは珍しい。
- 16年後のローウィンで、さらに頭でっかちな10/2の新星追い/Nova Chaserが登場した。
- P/Tが10/4であるため、デザイン中に「いい仲間/Good Buddy」と呼ばれていた[1]。これはアメリカの市民ラジオにおける定番の挨拶10-4, Good Buddyに由来し、元を辿れば警察無線における「了解」を意味するコード10-4から来ている。要するにアメリカ地元ネタ。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
アライアンスのレア2の3色カードサイクル。いずれも友好3色の組み合わせである。
- Wandering Mage
- Lord of Tresserhorn
- Misfortune
- Winter's Night
- Phelddagrif
[編集] ストーリー
Lord of Tresserhorn(トレッサーホーンの王)は、雪解けの時/The Thaw、リム=ドゥール/Lim-Dul不在のトレッサーホーン/Tresserhorn砦を支配する謎の男。Chaeska(チェスカ)を傍に置き、守備隊を従える。
砦を攻撃するストロームガルド騎士団/The Knights of Stromgald残党に対し籠城を続けていた。
その正体はチェスカによって作り出されたアンデッドの傀儡にすぎない。砦の“keeper(番人)”であるチェスカにはリム=ドゥールの代わりの新たな主が必要だったためである。
2954AR、砦を訪問したジョダー/Jodahに襲いかかるが返り討ちに遭って倒される。
[編集] 登場
- Lord of Tresserhorn(Duelist11号の記事)
- The Shattered Alliance(小説)