上陸
提供:MTG Wiki
上陸(じょうりく)/Landfallは、ゼンディカーで初登場した能力語。
クリーチャー — ビースト(Beast)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、ターン終了時まで、領地のベイロスは+2/+2の修整を受ける。
4/4インスタント
カードを2枚引く。
上陸 ― このターン、土地があなたのコントロール下で戦場に出ている場合、代わりにカードを3枚引く。
クリーチャー — ドラゴン(Dragon)
飛行
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。アクームのヘルカイトはそれに1点のダメージを与える。その土地が山(Mountain)であるなら、アクームのヘルカイトは代わりに2点のダメージを与える。
解説
土地があなたのコントロール下で戦場に出ることに関係する能力を表す。ゼンディカーで初登場し、ワールドウェイク、戦乱のゼンディカー・ブロック、統率者2018、ゼンディカーの夜明け、ゼンディカーの夜明け統率者デッキで再登場している。
ゼンディカーではパーマネントだけが持つ、土地が1つ戦場に出るたびに誘発する誘発型能力のみであったが、ワールドウェイクでは土地を戦場に出したターンならばより良い効果を得られるインスタントも登場した。戦乱のゼンディカーでは、特定の基本土地タイプを持つ土地が戦場に出た場合に、より強力な効果を得ることができる上陸が登場した。
パーマネントの上陸
パーマネントの上陸能力は、土地は自分の各ターンに1回しかプレイできないことから、通常、1ターンに1回しか誘発できない。しかし、不屈の自然/Rampant Growthなどの効果によって土地を戦場に出した場合にも誘発するため、土地サーチと組み合わせることでより大きな効果を発揮できる。
複数の土地が同時に出た場合、1枚につき1つ能力が誘発する。
- 土地があなたのコントロール下で戦場に出れば、その出た理由を問わずに誘発する。ヤヴィマヤのドライアド/Yavimaya Dryadなどの対戦相手がコントロールする効果によってあなたのコントロール下で戦場に出た場合も誘発する。
インスタントの上陸
インスタントの上陸能力は、土地は自分のターンにしかプレイできない関係上、その恩恵を得られるのは通常自分のターンに限られる。しかし、フェッチランドなどを併用すればこの限りではない。
- インスタントの上陸能力のチェックは解決時に行われる。上陸を持つインスタントを唱えて解決する前に、何らかの方法であなたのコントロール下で土地が戦場に出た場合、上陸能力の効果が適用される。
- あなたのコントロール下で戦場に出した土地が、出したターンに除去されたり、コントロールを奪われたり、土地のカード・タイプを失ったりした場合も「このターン、あなたのコントロール下で土地が戦場に出ている」ことには変わりないため、上陸を持つインスタントは上陸能力の効果が適用される。
その他
- 同じブロックに限らなければ、手札に戻すことで毎ターン土地を供給できるムーンフォークやバウンスランドとも相性が良い。
- 連続した2つのエキスパンション(ゼンディカー~ワールドウェイク)に続けて同じ能力語が登場するのは、能力語の概念が登場して以来初となる。