よりよい品物/Greater Good
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Greater Good / よりよい品物 (2)(緑)(緑)
エンチャント
エンチャント
クリーチャーを1体、生け贄に捧げる:あなたは、生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい枚数のカードを引き、その後カードを3枚捨てる。
緑のドロー用エンチャント。パワーのあるクリーチャーと組み合わせることにより、手札を増やしながらライブラリーを掘り下げることができる。同ブロックのウェザーシード・ツリーフォーク/Weatherseed Treefolkなどと相性がよい。
古くには、ウルザ・ブロック〜マスクス・ブロック期のスタンダードで、アデプトグリーンのドローエンジンとして使われた。第9版再録時には明けの星、陽星/Yosei, the Morning Starを生け贄に捧げやすくするために利用される。よりよい品物やグレーター・ギフトのデッキ名の由来であり、セレズニア対立にも使用された。
単純に地壊し/Groundbreakerや幽体の魔力/Spectral Force等の高パワークリーチャーと併用するのも強力。除去されても手札がドンドン増えていく。相手からすると除去が空振りして信仰の足枷/Faith's Fettersのような追加効果のあるカードで損をするうえ、手札も増やされるため、たまったものではない。このギミックを発展させ歩く火力を次々叩き込むタイプのビートダウンデッキも存在する。勝手に死んでしまうタイプのクリーチャーであれば、生け贄にすることに損は全くない。原初の腕力魔道士/Primal Forcemageも併用すれば、デッキの残り枚数が気になるほどのドロー効果が期待できる。
- パワーの値は生け贄に捧げた時点のものを参照する。→最後の情報
- カード名は誤訳。ここで使われる"good"は本来「商品(merchandise)」ではなく「利益」の意である。公式コラム「Card of the Day」で給食スリヴァー/Victual Sliverとともに「誤訳」と紹介され、ルールに影響しない(重複ではない)「カード名の誤訳」としては公式で認められた数少ない例となっている。
- 2014年のジャッジ褒賞として新規イラストのプロモーション・カードが配布された。バトルボンドなどの特殊セット再録の際にはこのイラストが使用されているほか、新規フレイバーテキストも与えられている。
「死から得られる知恵がある。自分自身であれ、別の誰かであれ。」
参考
- Card of the Day 02/16/2005(Daily MTG 2005年2月)
- Card of the Day (2005/02)(個人サイト「Abominable Empire」 上記の記事の邦訳)
- Greater Good(WotC、文:Adrian Sullivan、英語)
- 誤訳/名訳
- カード個別評価:ウルザズ・サーガ - レア
- カード個別評価:第9版 - レア
- カード個別評価:バトルボンド - レア
- カード個別評価:ダブルマスターズ - レア