盗み取る融合体/Thieving Amalgam

提供:MTG Wiki

2020年5月16日 (土) 19:51時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Thieving Amalgam / 盗み取る融合体 (5)(黒)(黒)
クリーチャー — 類人猿(Ape) 蛇(Snake)

各対戦相手のアップキープの開始時に、あなたはそのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを予示する。(それを裏向きの状態で2/2クリーチャーとして戦場に出す。それがクリーチャー・カードであるなら、そのマナ・コストで、いつでも表向きにしてよい。)
あなたがコントロールしていてあなたがオーナーでないクリーチャーが1体死亡するたび、それのオーナーは2点のライフを失い、あなたは2点のライフを得る。

6/7

対戦相手ライブラリーから予示し、さらに奪ったクリーチャー死亡するたびライフも奪い取る盗人猛々しい類人猿

統率者戦などの多人数戦で真価を発揮する一枚であり、対戦相手のターンに次々とボード・アドバンテージを得ていく様は、往年の新緑の魔力/Verdant Forceを想起させる。2/2が並ぶだけでも無視できない戦力になり、ドレイン能力と合わさってじわじわと対戦相手を苦しめていける。クリーチャー・カードや変異持ちを当てることができれば表向きにしてそれを利用できるため、運次第ではより大きな優位を築ける。現実を彫る者イクシドール/Ixidor, Reality Sculptor滑り寄る魔術師、カディーナ/Kadena, Slinking Sorcererといった裏向きカードを支援するカード、あるいは明滅カードなどと併用できるとより大きなアドバンテージに繋ぐことができるため、積極的に併用していきたいところ。

難点はやはりその重さであり、可能であれば何らかの踏み倒し手段を準備しておきたい。リアニメイトなどの古典的な手段はもちろんのこと、「運命の巻物/Scroll of Fateなどでこれを予示して明滅させる」などといった方法はコンセプトにもマッチしていて狙いやすい。

ルール

  • 裏向きパーマネント表面を見ることができるのはそのコントローラーのみである。対戦相手は、自分がオーナーであっても、あなたが予示したカードを見ることはできない。
  • あなた敗北した場合、対戦相手のライブラリーから予示したカードは誰からもコントロールされていないオブジェクトとなり、追放される。
  • ドレインする誘発型能力は、死亡した裏向きのクリーチャーの表面のカード・タイプに関わらず誘発する(領域変更誘発)。
  • ドレインする誘発型能力はあなたがコントロールしているがオーナーでないトークンが死亡した場合でも誘発する。ただしトークンのオーナーはそれを生成したプレイヤーになる(CR:111.2)のため、対戦相手の禁忌の果樹園/Forbidden Orchardで生成されたトークンや、狡猾な巾着切り/Crafty Cutpurse能力でこちらが生成することになったトークンが死亡しても誘発しない。
  • あなたがコントロールしているがあなたがオーナーではないクリーチャーが死亡するのと同時にそれのオーナーが敗北した場合でも、ドレインする誘発型能力は誘発する。どのプレイヤーも2点のライフを失わないが、あなたは2点のライフを得る。
  • 裏向きのパーマネントは、それがどの効果でどの順番で戦場に出たかなど明確にしなければならない(CR:707.6)。複数のプレイヤーのカードを裏向きで管理するため、スリーブが同じ柄で区別が付かない場合は特に注意。

参考

MOBILE