Seb McKinnon
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セブ・マッキノン(Seb McKinnon、本名セバスティアン/Sebastian)は、イラストレーター・映画制作者・楽曲制作者。マジックのアーティストの1人。
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概要
カナダ・モントリオール出身。ドーソン・カレッジ卒業後、ゲーム会社Ubisoftに勤務。その後、WotCからのオファーを受け基本セット2013からマジックにアートを提供している。
フリーランスのイラストレーターとして活動する傍ら、弟のBenと映画制作会社Five Knights Productionsを立ち上げて連作短編映画Kin、Salvage、Requiemの三作を発表している。これらは騎士道物語的な共通の世界観に基づくもので、Kin Fablesシリーズとして知られている。2016年にBenが死去した後は弟のLiamとKin Fables: The Stolen Childを撮影している。
また彼はCLANN名義で楽曲制作も行っており、その楽曲はいずれも自身が制作する上記の映画に劇伴として使用されている。
画風
民間伝承やおとぎ話に造詣が深く、スウェーデンの画家・童話作家ヨン・バウエルの影響が画風の根底にあると語っている。またローウィン/Lorwynへの再訪を待ち望んでおり、エルドレインの王権ではキービジュアルを担当した。
初期の作品では(基本セットだったこともあり)古典的ファンタジー調のイラストを提供しているが、徐々に持ち味である幻想的で多くが悲壮感の漂う画風で存在感を発揮している。
彼のイラストにしばしば登場する、金色の髪の少女と顔の見えない騎士は、前述のKin Fablesシリーズにも登場するものである。
手がけた有名なカード
- 議事会の裁き/Conclave Tribunal(イラスト)
- 悪への引き渡し/Deliver Unto Evil(イラスト)
- 成長のらせん/Growth Spiral(イラスト)
- 魂寄せ/Soulherder(イラスト)
- 虚空の杯/Chalice of the Void(プロモ版イラスト)
- 停滞/Stasis(プロモ版イラスト)
- エルドレインの王権・コンセプトアート(制作過程)