護法鱗のクロコダイル/Wardscale Crocodile

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呪禁のみを持つフレンチ・バニラのクロコダイル。

高い除去耐性があるとは言え、素のタフネスのままではリミテッドでの混戦で相討ちを取られやすい。灯争大戦環境下ではオーラや装備品での強化も望めないので、+1/+1カウンターを集中投入して大きく育ていく運用で光る。特に戦地昇進/Battlefield Promotionのなどのコンバット・トリックの起点としては抜群の安定感を誇る。ただ、同時収録の死者の災厄、ケイヤ/Kaya, Bane of the Deadの前には無力であるため、過信は禁物。

構築用途では残念ながら蔦草牝馬/Vine Mareと同じスタンダードに産まれたのが不幸という状態になってしまっている。いっそのこと両方4枚ずつ投入して驚異的成長/Prodigious Growthなどで一気呵成に勝つ戦法にオールインしてしまうのが良いかもしれない。

• 日本語版カード名は護法印/Wardに掛けた巧い訳となっている。
• 同マナ・コストの野面背のサイ/Rubbleback Rhinoよりマナレシオが向上している。
• フレイバー・テキストでは永遠衆/Eternalに対して挑戦的な口ぶりだが、実のところ彼ら永遠衆も既にアモンケット/Amonkhetでそれ以上のサイズの試練を経て来ている者達だったりする。

「永遠衆はアモンケットの５つの試練に耐えた。今度はラヴニカの試練に合格できるかどうか試してやろう。」

― ジェイス・ベレレン

[編集] 参考

• カード個別評価：灯争大戦 - コモン