盗用/Plagiarize

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1ターン相手のドローを盗む。

取り敢えずただドロー・ステップのドローを盗んだだけでも、相手のドローが1枚減ると同時に自分のドローが1枚増えるので、アドバンテージの量だけで言えば同じ4マナインスタントの霊感/Inspirationと五分である。 しかしこのような使い方するならば、カウンター用のマナを残しておくことができるというインスタントドローの利点の多くを失ってしまうため、霊感というよりはむしろ3マナの空民の助言/Counsel of the Soratamiに近く、 効率が悪い。出来る限りそれ以上のアドバンテージを盗みたいところ。

• 「相手のドローを置換」するものなので、『ドロー以外の効果も発生する』ような能力に合わせると、そのドロー部分だけを「盗用」できる。

意外な授かり物/Windfallや権謀術数/Wheel and Dealなどと一緒に使い、大量のドローを盗もう。星の揺らぎ/Sway of the Starsとのコンボは投了ものである。 命運の輪/Wheel of Fateとのコンボも面白い。色は違うが、待機によりマナの量的な問題はクリアしやすい。 その他にも……

• • セファリッドの円形競技場/Cephalid Coliseumを相手を対象に起動して盗用すると、こちらが3枚引いて相手が3枚捨てる。
  • テフェリーの細工箱/Teferi's Puzzle Boxと組み合わせると、相手が手札をすべてライブラリーの底に置いた後、その枚数分こちらが引ける。
  • 相手の渦まく知識/Brainstormに対応してプレイすれば、自分は3枚ドローし、相手は手札を実質2枚失い、その上ドローが2ターン分遅れるため相当なアドバンテージを得られる。

また、これを墓地から回収して使いまわすロックデッキも存在した。

• 相手のドローカードに対応して使う場合は、「手札に加える」タイプのカードでないかどうか注意しよう。
• 自分も対戦相手も（互いに相手を対象に）これをプレイしたのなら、ドローは通常通り行われる（正しくは、両方の置換効果が１度ずつ適用され、結局意味がなくなる）。
• 自分自身を対象に使用した場合、各ドローに対し１回だけ置換され、実質何も起きない。無限ループになったりはしない。
• 相手のドロー・ステップのドローを奪う場合、プレイするのはドロー・ステップではなくアップキープ・ステップでなければならない。

間違ってドロー・ステップにキャストしてしまうと開始のドローはスタックに乗らないため無駄撃ちになってしまうことになる。

参考

• カード個別評価：オデッセイブロック
• カード個別評価：10版(10th)
• カード個別評価：9版(9th)