暗殺者の戦利品/Assassin's Trophy

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大渦の脈動/Maelstrom Pulseの系譜である、黒緑の万能パーマネント除去呪文。幽霊街/Ghost Quarterや流刑への道/Path to Exileに似た、基本土地を与えるデメリットを持つ。

突然の衰微/Abrupt Decayと同様にメインデッキからエンチャント、アーティファクトを対策できるが、それでは手出しできなかった点数で見たマナ・コストが4以上のパーマネントにも触れられるようになっている。特に4マナ以上のものが多いプレインズウォーカーに強い耐性を付けることができる点が頼もしい。基本でない土地を対処できるのも見逃せない利点。とはいえ、突然の衰微と比較すると打ち消されるようになってしまった点は手痛い。また元々モダン以下では流刑への道や廃墟の地/Field of Ruinがよく使われている反動でどのようなデッキでも多少なりとも基本土地を採用することが多く、デメリットなしというわけにもいかないだろう。

スポイラー公開時点から大きな注目を集め、モダンでジャンドなど黒緑系のデッキを強化したほか、レガシーでも使われる。スタンダードでもゴルガリ・ミッドレンジで採用されるが、デメリットの重さから枚数は抑えられがち。

• このカードの登場により、突然の衰微を使われることを見越した「4マナ以上」であることが除去耐性として機能しにくくなった。
• 破壊できるのは対戦相手のパーマネント限定。自分やチームメイトの土地の調整には使えないので注意。

ストーリー

ラヴニカのギルドの注目のストーリーの1枚。ヴラスカ/Vraskaによって石にされたイスペリア/Isperiaが描かれている（イラスト）。

アゾリウスにとっては権力の空隙。ヴラスカにとっては記念の品。

参考

• カード個別評価：ラヴニカのギルド - レア