エストリッドの祈祷/Estrid's Invocation

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エンチャント複製/Copy Enchantmentの亜種。自分がコントロールしているエンチャントしかコピーできない代わりに、アップキープごとに他のエンチャントに変身し直すことができる。

対戦相手がエンチャントを利用しているかどうかはかなり不確定な要素であるため、このカードをデッキに入れている時点で自分のデッキはある程度エンチャントを利用した構造になっていることが多いだろう。そういう意味では、自分のエンチャントしかコピーできないという制限はデメリットとしては比較的緩いものであると言える。なるべく重ね張りが有効なエンチャントをコピーしたいところだが、「一旦追放してから戦場に戻る」性質を利用して地の封印/Ground Sealのような戦場に出た時の能力を持つエンチャントを繰り返しコピーするのも面白い。

• コピーに関するルールの詳細は、エンチャント複製/Copy Enchantmentやクローン/Clone、コピー可能な値も参照のこと。
• アップキープの誘発型能力により追放するかどうかは、能力の解決時に選ぶ。誘発に対応してコピー先になりうるエンチャントが除去されたりした場合、追放しないことを選んでも良い。
• エンチャント複製同様、「何のコピーにもならない」ことを選ぶのも可能である。ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantress等がいてエンチャントの頭数を増やすためにとりあえず戦場に出しても良い。特にこれの場合、先出ししておいても後から他のエンチャントになれるので有効なプレイングとなる。

参考

• エストリッド/Estrid（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：統率者2018 - レア