薬瓶親和
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薬瓶親和 (Vial Affinity)
親和デッキの一種。 電結親和のうち霊気の薬瓶/AEther Vialを採用したタイプをこう呼ぶ。 主に、青黒赤で組まれるが、エクステンデッドでPierre Canaliが使用したタイプには白も入っていた。
アーティファクト
あなたのアップキープの開始時に、あなたは霊気の薬瓶の上に蓄積(charge)カウンターを1個置いてもよい。
(T):あなたの手札にある、マナ総量が霊気の薬瓶の上に置かれている蓄積カウンターの数に等しいクリーチャー・カード1枚を戦場に出してもよい。
アーティファクト クリーチャー — ビースト(Beast)
アーティファクト1つを生け贄に捧げる:電結の荒廃者の上に+1/+1カウンターを1個置く。
接合1(このクリーチャーは+1/+1カウンターが1個置かれた状態で戦場に出る。これが死亡したとき、アーティファクト・クリーチャー1体を対象とする。あなたはこれの+1/+1カウンターをすべてそれの上に置いてもよい。)
クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
アーティファクトが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、対戦相手1人を対象とする。あなたは「そのプレイヤーは1点のライフを失う」ことを選んでもよい。
1/1霊気の薬瓶/AEther Vialを最大限に活用するこのタイプは、クリーチャーを低マナ域に抑え、インスタント・タイミングでクリーチャーを召喚することにより、トリッキーな動きを可能とする。 不要な霊気の薬瓶/AEther Vialは電結の荒廃者/Arcbound Ravagerが食べる。 また、霊気の薬瓶/AEther Vialによってある程度色事故も防ぐことができ、黒マナがかけらも出ない状況でも大霊堂の信奉者/Disciple of the Vaultを出すことができる。
まれに、サイドボードにヴィリジアンのシャーマン/Viridian Shamanが採用されることも。
- もともとはミラディン・ブロック構築で行われたプロツアー神戸04でZvi Mowshowitzらチーム「YMG」の面々が開発したものである。
ただ当時は頭蓋骨絞め/Skullclampが健在であり、その対策カードとして減衰のマトリックス/Damping Matrixが蔓延していたため、それほどの活躍はあげることはできなかった。
- スタンダードでは2005/3/20から薬瓶以外のキーカードがことごとく禁止されたため、表舞台から「勇退」した。
- エクステンデッドでは2005/9/20から霊気の薬瓶/AEther Vialが禁止になったので、このタイプはエターナルでしか使用出来ない。
エクステンデッド
- 備考
- プロツアーコロンバス04 (参照)
- 使用者:Pierre Canali
- フォーマット
- 白を足して翻弄する魔道士/Meddling Mageを投入、厄介な呪文をシャットアウトする。
霊気の薬瓶/AEther Vialのおかげで翻弄する魔道士の強い色拘束も苦にならない。