消術
提供:MTG Wiki
消術(しょうじゅつ)/Fatesealとは、未来予知で定義されたキーワード処理。
Spin into Myth / 神話送り (4)(青)
インスタント
インスタント
クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーのライブラリーの一番上に置く。その後、消術2を行う。(消術2を行うには、対戦相手1人のライブラリーの一番上から2枚のカードを見て、そのうちの望む枚数のカードをそのプレイヤーのライブラリーの一番下に置き、残りを望む順番で一番上に置く。)
定義
「消術Nを行なう/fateseal N」とは、プレイヤーが対戦相手のライブラリーの上からN枚のカードを見て、それらのうち望む枚数(0枚でもよい)を望む順番でライブラリーの一番下に置き、そして残りをライブラリーの一番上に望む順番で置くことである。
解説
ライブラリー操作であり、占術と対になっている。占術が自分のライブラリーに対する行動であるのに対し、消術は対戦相手のライブラリーに対する行動。それ以外の部分はまったく同じである。未来予知で2枚のみ登場している。
- この処理は解決時に対戦相手1人を選んで行う。そのことについて対象は取らない。その対戦相手は被覆や呪禁に影響されず選べる。
- 対象がそれによって増えることはないので、立ち消え等への影響はない。
- 英語名は「Fateseal」であり、直訳すれば「運命封じ」といったところ。日本語訳にはそういった意味は込められていないが、直感的に占術と似たメカニズムだと判断できる命名となっている。
- デザイン段階において「悪の占術」と呼ばれていたメカニズム。後にMark Rosewaterはこれを「全く楽しくないメカニズム」と評しており、今後再登場する可能性についても「まずない」と回答している[1]。常磐木キーワードにまで上り詰めた占術とは大きく差がついている。
脚注
- ↑ Modern Mailbag/モダン一問一答(Making Magic 2015年5月18日 Mark Rosewater著)