使嗾する思想/Incite Insight
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使嗾する思想/Incite Insight (X)(青)(青)ソーサリー
からくりをX個組み立てる。(からくりを組み立てるとは、あなたのからくりデッキの一番上のカードを表向きで、あなたの起動輪いずれかに置くことである。)
アーティスト:David Sladek
X個のからくりを組み立てる小型装置団/Order of the WidgetのX呪文。
実際に何が作られるのかは唱えてみるまで分からないが、継続的に無償でアドバンテージを得られるからくりを大量展開できるのはかなり強力。
色は違うが労働量二倍/Work a Doubleが4マナで2個組み立てることを踏まえると、X=3以上での使用こそ本領と言えるだろう。もっともX=1であってもコストパフォーマンスこそ悪いが、からくりを組み立てる手段としては比較的軽量な部類ではあり、状況に応じて柔軟に使いたい。
- 英語版では「Incite」と「Insight」で同様の発音をしており、日本語訳も「使嗾」と「思想」で同様の発音を持つ訳をあてられている。
- 往年の名カードである天才のひらめき/Stroke of Geniusのオマージュになっており、イラストの構図(比較:天才のひらめきのイラスト)、フレーバー・テキスト、青のX呪文である点など共通項が多い。
フレイバー・テキスト
- 「天才」のウルザ/Urzaが実験失敗の末に閃いたのはカーン/Karnだが、コーネリアンが特許申請失敗の末に閃いたのは蒸気駆動のアイスクリーム運搬用ノームだった。仮に特許が通ったとしても、実用的かどうかは疑問である。
After a hundred failed experiments, Urza was stunned to find that common silver passed through the portal undamaged. He immediately designed a golem made of the metal.
After a hundred failed patent applications, Cornelian was stunned to find that no one had ever created a steam-powered autonomous ice cream delivery system. He immediately designed a gnome with scoops for hands.(出典:使嗾する思想/Incite Insight)