鋸刃の矢/Serrated Arrows
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解説
ホームランドの優秀カードの1つ。アーティファクトということでデッキを選ばず、ウィニークリーチャーに対して1対複数の交換ができる点が一番の魅力。
このカードがいたアイスエイジ・ブロックは比較的小型クリーチャーが多かったこと、特に再生持ちのリバー・ボア/River Boa、プロテクション持ちの白黒の騎士たちへの対策として有用だったことから、重宝された。除去できないまでもパワーを下げることでライフ・アドバンテージ(当時の言い方ではタイム・アドバンテージ)を得たり、クリーチャー戦を助けたり、タフネスを減らして紅蓮地獄/Pyroclasmで一掃したりと使い勝手はすこぶるよかった。
再録後も時のらせんブロック構築では青単コントロールなどで除去の薄さをカバーする目的で使用されている。
- 鏃カウンターをすべて取り除いても生け贄に捧げるのはアップキープ開始時なので、それまでにバウンスすれば使いまわすことができる。
- 派生カードとしてギザギザ・バイスケリオン/Serrated Biskelion、注入の矢/Infused Arrowsがある。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録され、日本語名を得た。それ以前は、雑誌等で「ギザギザの鏃」等の仮訳を充てられていた。
- 通称「セラ矢」。