Abbey Matron
提供:MTG Wiki
解説
実質、1/6になれるクリーチャー。起動コストにタップが含まれるので、攻撃時にはタフネスの強化はできない点に注意。
「攻撃もできる壁」と考えれば弱くはないが、いささか中途半端。しかし使いやすさはあり、リミテッドの地上要員としてはかなり有効性が高い。
- 第5版までのルールでは、「タップ状態のブロッカーは、ブロックした相手に戦闘ダメージを与えられない」、「戦闘ダメージの割り振り後にこの能力を使えるタイミングが存在しない」ことになっていたため、壁として使っても実質的に0/6と変わらなかった。
- 2007年9月のOracle変更でクリーチャー・タイプに人間が加わった。
- 英語の読みは日本語で書くと「アビ・メイトラン」に近い。中々正しく読んでもらえないカードの一つ。
ストーリー
修道院の教母/Abbey MatronはAysen Abbey(アイゼン修道院)の礼儀作法や規律に厳しい修道女。
第20世代期のOnella(オネラ)では、子供への説教の仕方を、セラ/Serraから助言されている教母が登場。「もっと優しく」と教えられた教母は説教の最後に「Please」とつけ加えただけ、それには流石のセラも苦笑い。
第31世代期、セラ不在となって20年、教母はセラ出奔に関する噂を握り潰している。教母は一日でも早くセラが無事な姿を現し、Hazduhr(ハズドゥア)に替わる新指導者を選任し、信者の不安を払拭して欲しいと願っている。この時代の教母ガルセン/Gulsenの名が知られている。
- ドワーフの交易商人のHalina(ハリナ)が言うには、「教母は親切な人たちだけどエール1杯負けてくれない」とか。
登場
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(アメコミ版ホームランド)
訳語
「Abbey Matron」は第5版と第6版のメサ・ファルコン/Mesa Falconのフレイバー・テキストで「修道院の教母」と訳されている。