Zzzyxas's Abyss
提供:MTG Wiki
アルファベット順で最後になるようにデザインされたカードであり、The Abyssのパロディ。ただしThe Abyssとは異なり、破壊されるパーマネントの順序は決まっており、選別の秤/Culling Scalesのほうが機能的には近いか。
選別の秤と同様に、再生できるか破壊不能を持つパーマネントを置いておけば、いつまでもこれを戦場に残すことができる。ただし、それ以降のパーマネントに順番が進まなくなってしまうので、そのパーマネントもアルファベット順の後ろのほうでないと価値が薄くなることに注意が必要。
英語版だけでプレイするならまだしも、多言語のカードを混ぜてプレイする場合は、どれが最初なのかを判断するのが非常にめんどくさい。リストを用意するかスマートフォンなどでGathererなどを参照しながらプレイする必要がある。確認手段がないのであれば、五十音順でなどの取り決めは行っておくべき。
- ちなみに、アルファベット順で最初のカードは断念/Abandon Hope。パーマネントカードに限定すると見捨てられた前哨地/Abandoned Outpost。さらに土地カードを除くと肉切り屋のグール/Abattoir Ghoul。(基本セット2014まで。名前の無い_____を除く)
- 逆に最後のカードは当然Zzzyxas's Abyssだが、その次は兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasher。(全てのカードを英語カード名(降順)で検索)
- アルファベット順で最後の破壊不能持ちパーマネントカードはタルキール覇王譚の時点でこちらも兜砕きのズルゴ/Zurgo Helmsmasher(自分のターンのみであるが)。次点は歓楽の神、ゼナゴス/Xenagos, God of Revels。また奪われし御物/That Which Was Takenによってある程度なら操作可能である。この場合、奪われし御物が破壊されないよう、これより先に並ぶ名前のパーマネントに神性カウンターを置いておきたい。
- 裏向きのパーマネントや能力を使用していない_____にはカード名が無いが、_____のリスト上の順番に従い、一番最初に破壊される(2005年11月12日のFAQ)。
- 黒であるにもかかわらずエンチャントすら破壊できる。
- アルファベット順は冠詞(the,a,an)を無視して並べることに注意。例えば語られざるもの、忌話図/The Unspeakableの最初の文字は「U」。
- 準公式の日本語訳は「ンンンワロの深淵」。辞書順で最後になるようにしたようだ。
- イラストで、深淵に飛び込んでいるのはAで始まるArmor Thrullで、次の順番待ちをしているのがBで始まるBaron Sengir。ご丁寧に頭文字の札を持参している。すでに深淵に飲み込まれたクリーチャーの霊体も描かれており、左上から時計回りにネクロマンサーの弟子/Apprentice Necromancer(ウルザズ・デスティニー版)、大気の精霊/Air Elemental(第7版)、上昇するエイヴン/Ascending Aven、隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar、意志の化身/Avatar of Willとアルファベット順に並んでいる。
- もしこのカードが土地を参照するなら森/Forestはかなり危なかったといえる。