帰還した探検者、セルヴァラ/Selvala, Explorer Returned
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Selvala, Explorer Returned / 帰還した探検者、セルヴァラ (1)(緑)(白)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
伝説のクリーチャー — エルフ(Elf) スカウト(Scout)
協議 ― (T):各プレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを公開する。これにより公開された土地でないカード1枚につき(緑)を加えるとともに、あなたは1点のライフを得る。その後、各プレイヤーはそれぞれカードを1枚引く。
2/4生み出すマナの量が不確定なので、マナ加速目的で使うには信頼性が低い。一方、協議によってカードを引けるため、ドローエンジンとして見ることもできる。対戦相手も引くためにカード・アドバンテージは得られないが、ターボフォグで追加の吠えたける鉱山/Howling Mineとして使うのは面白いだろう。
- 不定量のマナを生み出すマナ能力の前例としてはリスティックの洞窟/Rhystic Cave、魔力を持つペンダント/Charmed Pendantがある。それらにはインスタント・タイミングでしか起動できないという制限がついているが、これにはついていないため、後述の巻き戻しが発生しうる。
- 銀枠まで見ればJack-in-the-Moxも該当する。
- やはりこのカードの真価は多人数戦において発揮される。統率者戦では早ければ2~3ターン目から能力を起動でき、エルフの幻想家/Elvish Visionaryなどのドローソースと、ワイアウッドの共生虫/Wirewood Symbioteなどでセルヴァラをアンタップすることが出来る軽量のクリーチャーを並べていくことで、マナと手札を一気に集めることが出来る。
- あとは暗黒のマントル/Umbral Mantleでライブラリーアウト勝ち、歯と爪/Tooth and Nailでさらなる勝ち手段を探す、鏡の精体/Mirror Entityとワイアウッドの共生虫コンボでライブラリーを引き切って自由にコンボを決めるなどのフィニッシュ手段につなげることが可能。多人数戦ならではの強さを持ったカードである。
ルール
- この能力はマナ能力である。対応して何かをすることはできない。
- 呪文を唱えている間(または起動型能力を起動している間)にそのコストを支払うためにセルヴァラの能力を起動し、それでもコストを支払えなかった場合、呪文を唱える手順(起動型能力を起動する手順)は巻き戻される。通常ならば巻き戻す際に、その手順の間に起動したマナ能力も巻き戻されるが、セルヴァラの能力はライブラリーのカードの公開を伴うため、この能力は巻き戻されない(CR:717.1)。
ストーリー
セルヴァラ/Selvalaはフィオーラ/Fioraに住むエルフの探検家。かつて親友ブレイゴ/Bragoとともに高層都市パリアノ/Palianoを興した。
詳細はセルヴァラ/Selvalaを参照。
参考
- 壁紙(Daily MTG)
- Betrayal/裏切り(Daily MTG、Uncharted Realms、文:Nik Davidson、訳:若月繭子)
- カード個別評価:コンスピラシー - レア
- カード個別評価:Vintage Masters - レア