アシュリングの特権/Ashling's Prerogative

提供:MTG Wiki

2015年7月24日 (金) 05:25時点における河川 (トーク | 投稿記録)による版
移動: 案内, 検索

Ashling's Prerogative / アシュリングの特権 (1)(赤)
エンチャント

アシュリングの特権が戦場に出るに際し、奇数か偶数かを選ぶ。(0は偶数。)
選ばれた偶奇のマナ総量を持つ各クリーチャーは速攻を持つ。
選ばれた偶奇のマナ総量を持たない各クリーチャーはタップ状態で戦場に出る。


クリーチャー全体に速攻与えるタップインにするエンチャント。その選別方法がユニークである。

自分のデッキを同じ点数で見たマナ・コストのクリーチャーだけで固めるようにすることで、デメリット側の能力を受けずに済む。

構築では、複数の自分のクリーチャーに速攻を与えることを利用したデッキが登場している。2007年11月現在、2通りのタイプが主に存在する。

1つ目はゴブリンストームにこれを組み込んだタイプで、偶数を指定することでトークンに速攻を与える働きを担う。このタイプは愛知県選手権07のベスト8に2人輩出している。→デッキレシピ

2つ目は、奇数を指定することによってメタに多いタルモゴイフ/Tarmogoyf野生語りのガラク/Garruk Wildspeakerのトークンを抑えつつ、奇数で固められた自軍のクリーチャーを加速するビートダウンタイプである。このタイプは青森県選手権07のベスト8に入っている(→デッキレシピ)。ただし、マナカーブを歪める可能性に注意。スムーズな展開との共存は困難なものになるだろう。

リミテッドでは運否天賦に近く、余程自軍の点数で見たマナ・コストが揃っていないかぎり、使いたいカードではない。

  • 2枚貼って、それぞれ「奇数」「偶数」を選べば、全クリーチャーをタップインにできる。ただし速攻を持っているのでスクリブのレインジャー/Scryb Rangerなどでアンタップさせれば戦場に出たターンに攻撃が可能。
  • Little Girlは偶数でも奇数でもないので、必ずタップ状態で出る。

関連カード

参考

MOBILE