炎の斬りつけ/Flame Slash
提供:MTG Wiki
クリーチャー限定火力。ソーサリーだが1マナで4点ものダメージを与えられる。
プレイヤーにも撃てる稲妻/Lightning Boltと比べてしまうと使い勝手が悪い印象もあるが、それでもこのダメージ効率は強力。稲妻の隆盛によって「稲妻に耐えられるタフネス4」というのがある種の指針になっていたので、それを除去できるのは意外と重要な利点であった。
スタンダードでは青白コントロールの前兆の壁/Wall of Omens、ヴァラクートやエルドラージ・ランプの草茂る胸壁/Overgrown Battlement、緑系デッキ全般の強情なベイロス/Obstinate Balothなど、赤単高速デッキが手こずるタフネス4クリーチャーへの対抗策として活躍している。特にサイドボードからの採用率はかなりのもの。
モダンやPauperでも赤系のコントロールデッキなどで採用されている。
もちろんクリーチャー除去が最重要視されるリミテッドでは無類の強さ。
- クリーチャー限定火力が多い赤だが、追加コストや対象および使用条件の制限なしで稲妻を超えるダメージを出せる1マナ火力は炎の斬りつけのみ。
- 対クリーチャー火力の常として、モグの偏執狂/Mogg Maniacやぬいぐるみ人形/Stuffy Doll、ボロスの反攻者/Boros Reckonerなどを経由すれば対人火力として利用できる。
- これの下位互換として掃射/Strafeや龍火浴びせ/Bathe in Dragonfireが存在する。
- 基本セット2013への再録が検討されたが、瞬唱の魔道士/Snapcaster Mageとの組み合わせがスタンダードのゲームバランスを崩すという理由で見送られた(参考/邦訳)。