啓発のジン/Djinn Illuminatus
提供:MTG Wiki
Djinn Illuminatus / 啓発のジン (5)(青/赤)(青/赤)
クリーチャー — ジン(Djinn)
クリーチャー — ジン(Djinn)
((青/赤)は(青)でも(赤)でも支払うことができる。)
飛行
あなたが唱える各インスタント呪文と各ソーサリー呪文は複製を持つ。その複製コストは、その呪文のマナ・コストに等しい。(あなたがそれを唱えるとき、あなたがその複製コストを支払った回数1回につき、それをコピーする。あなたはそのコピーの新しい対象を選んでもよい。)
インスタントやソーサリーを複製できるクリーチャー。能力自体は非常に強力で、ある程度のマナさえ準備できれば、ショック/Shockやブーメラン/Boomerangでさえもエンドカードになり得る。
これ自体の重さを克服したい所だが、煮えたぎる歌/Seething Songに代表される一時的なマナ加速では、次のターンに複製用のマナが準備できない。複製を十分に活かすには、マナ・アーティファクトや併合/Annexなどを使った恒久的なマナ加速を利用したい。ラヴニカ・ブロックには印鑑に代表されるマナ・アーティファクトが豊富に存在するため、その意味では恵まれている。
- マナ・コストにXを含む呪文を複製する場合、その複製コストは唱える時に決めたXの値と同じになる。(CR:107.3h)
- キッカーや双呪、連繋など、追加コストによって威力を高める効果とは相性は良い。例えば、溶岩の撃ち込み/Lava Spikeに氷河の光線/Glacial Rayを連繋させても、複製コストは赤マナ1つである。
- イゼットのギルド魔道士/Izzet Guildmageとの能力の微妙な違いに注意。
- 唱えている最中に(呪文のコストとして生け贄に捧げるなどして)これが場を離れた場合、複製コストを支払っても複製能力は誘発しないので注意(複製の誘発条件は「唱えたとき」である。唱えるのを完了する前に場を離れたら、誘発前に複製能力を持たなくなる)。
- 花盛りの春/Vernal Bloomなどから普通にポンと出せば巨大化/Giant Growth1枚で殴り殺せてしまうことも。
- 暗黒の儀式/Dark Ritualがかなりの効率に。お手軽に今出せる黒マナの3倍が溜まる。
- 未来予知の契約サイクルとは微妙なシナジーを形成する。無限に複製が作れるが、複製した分だけ次のアップキープに支払うマナも増える上、どの契約もその場で勝利に直結するものではないので、そのままではむしろ敗北する。
- タイタンの契約/Pact of the Titanと熱情/Fervorや伏魔殿/Pandemoniumを組み合わせ、そのターン内で勝利するのが有力か。
- 他には後世のカードになるが、タイタンの契約に無限の日時計/Sundial of the Infiniteを組み合わせるという手もある(参考(英語))。1ターン失うものの、上記の熱情や伏魔殿とは異なり、タイタンの契約によるトークンが除去されたりダメージを軽減された場合でも敗北を回避できるというメリットがある。
- ギルドパクトのプレリリース・カードである。