ぎらつかせのエルフ/Glistener Elf
提供:MTG Wiki
Glistener Elf / ぎらつかせのエルフ (緑)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) エルフ(Elf) 戦士(Warrior)
感染(このクリーチャーは、クリーチャーに-1/-1カウンターの形でダメージを与え、プレイヤーに毒(poison)カウンターの形でダメージを与える。)
1/1初にして唯一の、1マナで最初から感染を持つクリーチャー。序盤から毒カウンターによるクロックを刻める。従来の感染デッキに不足していた低マナ域を固める貴重な戦力である。相手が先制攻撃持ちでない限り一方的にやられる事は無く、感染を無視できないため対戦相手に除去を撃たせる事もできると1マナでありながら常に一仕事するのが強み。
巨大化/Giant Growthを始めとするサイズ修整のコンバット・トリックが得意な緑であるのもポイント。特にファイレクシア・マナのおかげで0マナで使える変異原性の成長/Mutagenic Growthが同時に登場したのが大きい。2ターン目に攻撃してパワーを+9以上に(あるいは+4からの突撃のストロボ/Assault Strobe)できれば即ゲーム終了である。登場時のスタンダードでは、地うねり/Groundswellがある。
また部族支援を得やすいエルフなのも利点。しかし感染を持つクリーチャーと持たないクリーチャーを混ぜたデッキを組むと攻撃効率が悪くなることを考えると、エルフデッキに感染ギミックを組み込む利点がどれほどあるのかは疑問。
軽さを評価され、モダンやレガシー、Pauperなど様々な環境の感染デッキで主力の一角を担っている。
- 他に1マナで感染を持ちうるクリーチャーとしては媒介のアスプ/Vector Aspが存在するが、能力を起動する必要がある。その他には未来予知に感染ではなく有毒を持つ悪性スリヴァー/Virulent Sliverも存在している。
参考
- カード個別評価:新たなるファイレクシア / ファイレクシア陣営 - コモン