札束

提供:MTG Wiki

2015年1月7日 (水) 22:57時点における61.119.222.23 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

札束とは、文字通り「大金」の意味で、転じて「高額カードをたくさん使ったデッキ」を指す。

以下の2パターンに分けられる。

  1. カードパワーが高い強力カードを満載したデッキ。対義語は貧乏デッキ
  2. プレミアムカードやプロモーションカードなどの入手困難で高額がついているカードを多用したデッキ。

1の用途の場合、蔑称・皮肉の意味合いが強く、札束デッキの使用者のみならずR&Dへの不平不満も篭められていることが多い。

例えばトップメタのデッキが札束ばかりの環境は不満の声が高まりやすい。ローテーションが存在しないエターナルモダンなどはその傾向が顕著であり、新規参入に際して大きな障壁となっている。

ただしカードの価格は需要に応じて変動するものであるため、安価であったデッキが後に「結果的に」札束になる、ということも多々ある。近年はインターネットが普及したこともあり、ローグデッキが大会で結果を出したりすると、あっというまに人気デッキになりキーカードの取引価格が暴騰することも珍しくない。タルモゴイフ/Tarmogoyfのようにカスレアからトップレアまで出世した例もある。札束に文句を言うばかりでなく、そのような未来の札束を見つける努力も大事である。

  • 多色地形プレインズウォーカーは高額になりやすいため、それらを多用する多色デッキは必然的に札束になる。
  • あくまで相対的な概念であり、いくら以上の値段から札束と呼ぶ、というような基準はない。それぞれのフォーマットごとに相場は変わってくるだろうし、また各プレイヤーごとの金銭感覚の差も影響してくるだろう。
    • エターナル、特にヴィンテージともなると、できるだけ安価にデッキを組んでもかなりの資金が必要になり、もはや札束でないデッキのほうが少ない。そのため上記の1の用途での比較はほぼ無意味となるため、もっぱら2の用途でのみ用いられる。

参考

MOBILE