ジョイラ/Jhoira
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ジョイラ/Jhoiraは、ウェザーライト・サーガのキャラクター。ウルザ・ブロック、インベイジョン・ブロック、時のらせんブロックで登場した。未来予知でギトゥのジョイラ/Jhoira of the Ghituとしてカード化された。
解説
AR3291年生まれ。シヴ/Shiv出身のギトゥ/Ghitu族の人間女性(イラスト)。練達の工匠/Master Artificerの二つ名を持つ(#訳語の変遷参照)。ウルザ/Urza、バリン/Barrinにその才能を認められ、トレイリア/Tolariaにあるアカデミー/Academyで学ぶ。
アーティファクト使いとしての力はトップクラスで、様々な道具を開発した。テフェリー/Teferiと仲が良い。また、銀のゴーレムにカーン/Karnという名前をつけたのは彼女である。
ある日海岸で見つけた沈みゆく船からケリック/Kerrickを助け出し、洞窟にかくまい密会を続けていた。しかしファイレクシア/Phyrexiaの潜伏工作員/Sleeper Agentであった彼は戦闘部隊とともにアカデミーに潜入し、大虐殺を行う。そこで一度は死亡したジョイラであったが、それを妨害するべく過去に戻ったカーンの手により歴史が変わった(アカデミー/Academy#恐れていた潜伏工作員の襲撃と時間災害を参照)。
時間災害の際に発生した「異なる時間の流れの泡」。ジョイラはその「異なる時間の流れの泡」から生じた「時間の流れの遅い水」を飲んだ。そのため、彼女の老化現象はほぼ止まってしまい、外見が20歳前後からほとんど変化しなくなってしまった
大戦時はシヴ重要施設、マナ・リグを防衛した。しかし故郷を守るのが目的であってウルザの計画そのものに加担する気はないため、その後テフェリーにシヴを別次元に転移してもらい、ドミナリア/Dominariaを去った。
AR46世紀の時のらせんで、テフェリーと共にドミナリアに帰還。荒廃したドミナリアを目の当たりにする。
- 時のらせんのストーリーではヴェンセール/Venserに好意をもたれている様子。年齢差は実に4桁。はたしてどうなることか、こちらも目が離せない。
登場カード
カード名に登場
イラストに登場
- ウルザズ・サーガ
- 押収/Confiscate
- ウルザズ・レガシー
- 幸いなる逆転/Blessed Reversal、緩慢な動き/Slow Motion、修繕/Tinker
- インベイジョン
- ギトゥの火/Ghitu Fire、時間のひずみ/Temporal Distortion
フレイバー・テキストに登場
- ウルザズ・レガシー
- 役畜/Beast of Burden、ギトゥの火喰い人/Ghitu Fire-Eater、ジョイラの道具箱/Jhoira's Toolbox、修繕/Tinker
- インベイジョン
- 合金のゴーレム/Alloy Golem、部族の炎/Tribal Flames
- 時のらせん
- 戸惑い/Bewilder、入念な考慮/Careful Consideration、燭台の大魔術師/Magus of the Candelabra、部族の炎/Tribal Flames
- 第10版
- カマキリ・エンジン/Mantis Engine (プレミアム・カードのみ)
- Modern Masters
- 入念な考慮/Careful Consideration、部族の炎/Tribal Flames
- 統率者2014
- 精神石/Mind Stone
訳語の変遷
フレイバー・テキスト初登場のウルザズ・レガシーから「Jhoira, master artificer」は「アーティファクト使い、ジョイラ」と訳されていたが、時のらせんの戸惑い/Bewilderで「練達の工匠ジョイラ」に訳が改められた(ちなみに同セットのタイムシフトカードである部族の炎/Tribal Flamesでは「アーティファクト使い、ジョイラ」のままである)。
参考
- Preparation/万端の準備 (Daily MTG、Uncharted Realms、文:Nik Davidson)
- 背景世界/ストーリー用語