Fastbond
提供:MTG Wiki
Fastbond (緑)
エンチャント
エンチャント
あなたはあなたのターンの間に、土地を望む枚数だけプレイしてもよい。
あなたが土地をプレイするたび、それがこのターンにあなたがプレイした最初の土地でない場合、Fastbondはあなたに1点のダメージを与える。
土地は1ターンに1枚までというルールを露骨に破壊するカード。2枚目以降については1点のダメージが与えられるが、1ターンに何回でも土地をプレイできるようになる。
その危険性が認識されたのは、嵐の大釜/Storm Cauldronとのコンボデッキ・ストームドレインが登場して以降のこと。この無限マナコンボが世界選手権96において活躍した。
また噴出/Gushとのシナジーも強力で、GATなどで使用された。親和デッキではアーティファクト・土地をガンガン並べられるため、1ターン目で場固めが完了してしまうこともよくある。
- 2番目の能力の誘発条件は「あなたがそのターンの最初の土地以外の土地をプレイするたび(Whenever you play a land other than the first land of the turn)」であったが、「the first land」の「the」が何を示すのか不明解であった(例えば、双頭巨人戦の際にチームメイトとの問題が生じる)。その問題を解決するため、2009年4月24日のオラクル更新で現在のルール文章に改められ、自分の土地のプレイのみを数えることが明確化された。
- どのような方法で土地をプレイしても、ダメージを受けることに注意。誘発条件はFastbond自身の効果で土地をプレイしたかは関知しない。
- プレイする以外の手段で土地が直接戦場に出た場合は、能力は誘発しない。
- ライフさえあれば、バウンスランドをプレイし放題。殴打蔦の葛/Vinelasher Kudzuを難なく巨大にできるだろう。
- 修正すると踏査/Explorationになる。
1996年10月1日よりType1(現ヴィンテージ)で制限カード、Type1.5で禁止カードに指定される。2004年9月20日よりType1.5から移行したレガシーでも続けて禁止カードに指定された。
- Vintage Mastersに新規イラストで収録された(参考)。