フォモーリの遊牧の民/Fomori Nomad
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赤という色から見ると5マナ4/4はなかなかのパワーとスピード。リミテッドではありがたい安定戦力である。
反面構築では力不足であり、さらに無謀なるワーム/Reckless Wurmと競合しているとあっては出番も無さそうだ。
- 偶然か作為的なものか、タイタンの契約/Pact of the Titanで出るクリーチャー・トークンと類似点が多い。サイズ対コストは非常に似通っており、両者ともに巨人で、イラストはRaymond Swanlandが手掛けたものである。この点に関して、2007/10/24のBen Bleiweissの記事BoaB Unplugged – Kithkin Militia!でも類似性が指摘されている。
ストーリー
フォモーリ/Fomoriはアイルランド神話を起源とする種族で、The Planes of Planechaseによるとマジック:ザ・ギャザリングではアー/Irという次元/Planeに住む蛮族的な巨人とされる。アーのターリ島/Turri Islandに砦を築いており、フォモーリは侵入者に対し一斉に投石を行って撃退する。
このフォモーリの遊牧の民/Fomori Nomadはフォモーリ族の遊牧民とされ、イラストには、黒炭のような肌に白い刺青のような紋様があり、白髪で、鼻梁を持たない、羊のような角を生やした巨人が描かれている。
- ローウィン/Lorwynとシャドウムーア/Shadowmoorは世界設定のモチーフの一部をアイルランド神話に持つ次元だがフォモーリは存在していないようだ。
- 未来予知のタイムシフトはマジックそのものの未来を表すという性格がある。このカードは特殊なカード枠の斬新さもさることながら、Planechaseでのターリ島/Turri Islandの登場という未来も表していたと考えられる。
- その後統率者で、伝説のフォモーリであるフォモーリのルーハン/Ruhan of the Fomoriが登場。
関連カード
サイクル
未来予知のバニラ・クリーチャーサイクル。プロモーション・カードのように、文章欄が無い特別なカード枠が使われている。
- 第六隊の刃/Blade of the Sixth Pride
- 盲目の幻/Blind Phantasm
- グールの大群/Mass of Ghouls
- フォモーリの遊牧の民/Fomori Nomad
- ネシアンの狩猟者/Nessian Courser