やっかい児/Pestermite
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ローウィンで登場したフェアリー。瞬速を持つため対戦相手の不意を突ける。
そのぐるぐる/TwiddleのようなCIP能力は、対戦相手の攻撃クリーチャー宣言前に戦場に出してタップすることで攻撃を阻害したり、タップ状態の自分のクリーチャーをアンタップして不意を突いたりといった、コンバット・トリックが可能。また、自分の土地を対象にすることで実質2マナで戦場に出すこともできるため、応用力が高い。
Pauperではかつては青の基本クリーチャーとされていた。パーミッションのフィニッシャーになるほか、巻物泥棒/Scroll Thiefの攻撃を通したり、戦場に出てしまった対戦相手のエルドラージに対して時間を稼ぐなど、いぶし銀の働きをする。バウンスや忍術で使い回しがしやすいのもポイント。しかし、環境が煮詰まってくるにつれてタフネス1に対する風当たりが強くなってきたり、直接アドバンテージの取れる海門の神官/Sea Gate Oracle等が優先されるようになってその数を減らしていった。そして強力なアタッカーである秘密を掘り下げる者/Delver of Secretsが登場したことによってこのカードがPauperで見られることはほとんどなくなってしまった。
- 鏡割りのキキジキ/Kiki-Jiki, Mirror Breakerや欠片の双子/Splinter Twinと組み合わせると無限トークン。詐欺師の総督/Deceiver Exarchと共存する環境では、5枚目以降のコンボパーツとして欠片の双子に採用されることも。
- 詐欺師の総督/Deceiver Exarchに比べタフネスが1しかないので除去全般に弱くなっているが、パワーが2あるので魂の従者/Soul's Attendantのライフ回復による対策を無視できるなど、利点もある。