ニクスの祭殿、ニクソス/Nykthos, Shrine to Nyx
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信心を参照してマナを生み出す伝説の土地。信心が3でマナフィルター、4以上あればマナ加速となる。
同じ色のパーマネントを複数並べることによって、爆発的なマナ加速が見込める。しかし能力を十全に活かすためには、相当に色拘束が厳しいかあるいは軽いパーマネントを複数並べることが必要になってくるが、そうなると自身が単体では無色マナしか生み出せないことが色事故の原因になりうる。また、パーマネントを展開して手札を消費した後に大量マナを生み出しても、使い道に困る可能性もある。伝説の土地でもあるため、複数枚投入するのはためらわれるなど、欠点も多い。
とはいえ土地というどの色でも使えるスロットに入れられるマナ加速は貴重である。怪物化などパーマネントの起動型能力で大量のマナを必要とする場合には非常に有用なため、そのようなデッキでは色を問わず採用できる余地がある。
登場後のスタンダードでは、黒単信心など元々信心を稼ぎやすいデッキで1〜2枚刺しされるほか、赤単信心や緑単信心など、怪物化などのため大量のマナを稼ぐことを目的としたデッキでは、上記の腐りやすい欠点にも関わらず4枚投入されることも多い。特に緑単信心では、旅するサテュロス/Voyaging Satyrと併用して膨大なマナを生み出し、そこから怪物化やクリーチャーの大量展開につなげるキーカードの一つとなっている。
かつての隕石のクレーター/Meteor Craterに通じるものがある。当時の環境が多色だったので、欲しい色は出せないパーマネントの色である為、こちらは人気がなかった。