悪夢の織り手、アショク/Ashiok, Nightmare Weaver
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Ashiok, Nightmare Weaver / 悪夢の織り手、アショク (1)(青)(黒)
伝説のプレインズウォーカー — アショク(Ashiok)
伝説のプレインズウォーカー — アショク(Ashiok)
[+2]:対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上から3枚のカードを追放する。
[-X]:悪夢の織り手、アショクによって追放された、マナ総量がXのクリーチャー・カード1枚をあなたのコントロール下で戦場に出す。そのクリーチャーは、他のタイプに加えてナイトメア(Nightmare)でもある。
[-10]:すべての対戦相手の手札と墓地にあるすべてのカードを追放する。
テーロスで登場した青黒のプレインズウォーカー。忠誠度能力はライブラリーのカードの追放、自身が追放したクリーチャー・カードの奪取、手札と墓地の追放。
- -X能力
- +2能力か-10能力で追放したクリーチャー・カードを、こちらのコントロール下で戦場に出す。
- 初期忠誠度・プラス能力の上昇値ともに高く、ダメージさえ受けなければ、高マナ域のクリーチャーを奪うことも、複数のクリーチャーを奪うことも容易。+2能力で必ずしもクリーチャー・カードが追放されるとは限らないため、運の要素が強いのは難点と言える。
- ナイトメアのクリーチャー・タイプを参照するカードは、テーロス現在、狂気を操る者チェイナー/Chainer, Dementia Masterのみ。
- -10能力
- 対戦相手の手札と墓地の全カードの追放。
- 手札を溜め込むコントロールデッキに対しては壊滅的打撃を与えることができる。一方、手札消費の激しいビートダウンデッキなどには、遅さも合って効果は薄い。
コントロール相手には3マナの置き機知の終わり/Wit's Endとして機能し、-X能力でフィニッシャーを奪うこともできるため強力。ビートダウンに対してもボロスの反攻者/Boros Reckonerやロクソドンの強打者/Loxodon Smiterなどを奪えれば大きな足止めを食らわせることができるが、最初に-X能力を起動できるようになるまで1~2ターン程度生き残る必要があり、やや安定性に欠ける面がある。除去やブロッカーでこのカードを守れる構成にしたいところ。
ルール
- -X能力
- この能力は対象を取らない。どのクリーチャー・カードを戦場に出すかは、能力の解決時にあなたが選択する。
- 他の悪夢の織り手、アショクによって追放されたカードを戦場に出すことはできない。特に、アショクが一度戦場を離れ、再び戦場に戻った場合、それは別のオブジェクトとして扱われる点に注意。
- マナ・コストに(X)が含まれる場合、Xは0とする。また、マナ・コストの無いクリーチャー・カード(ドライアドの東屋/Dryad Arbor)の点数で見たマナ・コストは0である。
- X=0で起動し、点数で見たマナ・コストが0のクリーチャー・カードを戦場に出すこともできる。
- 授与は唱える時のみ使用できる能力である。授与を持つカードをクリーチャーとして戦場に出すことはできるが、オーラとして戦場に出すことはできない。
- 神のサイクルのカードは、戦場以外の領域では常にクリーチャーのカード・タイプを持つ。指定された色への信心が5未満の場合でも、それを戦場に出すことができる。
ストーリー
詳細はアショク/Ashiokを参照。
- -X能力は、悪夢の中の生物を実体化させ、己の配下とするアショクの力をイメージしたものだろう。
参考
- Weaving Nightmares(Daily MTG、Perilous Research、文:Jacob Van Lunen)
- ライブラリー破壊カード
- 手札破壊カード
- 墓地対策カード
- カード個別評価:テーロス - 神話レア