冒涜の行動/Blasphemous Act
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13点の全体火力。元は9マナだが、戦場に出ているクリーチャーの数だけ軽くなる。
シヴ山の隕石/Shivan Meteorなどと同様、対クリーチャー火力としては非常にオーバーキルなダメージ量であり、実質的には審判の日/Day of Judgmentに近い。
構築で実用に耐えるコストになるためには5体前後のクリーチャーが必要。しかし大量展開を得意とするデッキはクリーチャーのサイズが小さい傾向にあるため、ただの全体除去として運用するなら2,3マナで唱えられる普通の全体火力に軍配が上がりやすい。使うなら「自軍のクリーチャーでもコストを下げられる」「9点のダメージを与えられる」といったこのカードの特色を生かしていきたい。
構築ではやはり上記の特色を生かしシナジー目的で採用されることが多い。特にギルド門侵犯で登場したボロスの反攻者/Boros Reckonerがいればプレイヤーにも与えられるため、併用することが多くなった。The Aristocrats: Act 2では、血の芸術家/Blood Artistも採用してより前のめりに用いられている。
点数で見たマナ・コストを利用する手もある。本来コンボパーツとして投入される重いカードに、除去としての役割も持たせられるのは大きい。有力な候補であった猛火の群れ/Blazing Shoalが、イニストラード発売とほぼ同時にモダンで禁止カードとなってしまうのは残念。